【中心市街地】市長特任顧問の活動レポート
愛知県半田市では、令和4年12月1日から中心市街地活性化において、民間人材を活用した事業展開による課題解決を図ることを目的とし、公募の上、市長特任顧問(非常勤特別職)として、伊藤大海(いとう おおみ)氏を採用いたしました。(「市長特任顧問とは」をご覧ください)
このページでは、市長特任顧問の活動レポートをお届けします。
活動レポート
令和6年5月18日 夢の未来図&コンセプトブック完成報告会
令和5年度実施の「未来図づくりワークショップ」に参加した皆さんの沢山の夢や想いが詰まった「みんなで描いた夢の未来図」と「半田市コンセプトブック」の完成に伴い、クラシティ1階で完成報告会を実施しました。
前半には、夢の未来図とコンセプトブック、令和6年5月13日(月曜日)に設立した中心市街地活性化協議会の説明を行い、後半には、市長特任顧問×中心市街地での活動者・大学生にて、「まちを楽しむ関わり方」をテーマにしたトークセッションを行いました。
この完成報告会を通じて、中心市街地のワクワク感や、まちづくりに取り組む方々の活動の共有ができ、一段と中心市街地活性化に向け機運が高まりました。 (完成報告会参加者約100名)
※完成した夢の未来図&コンセプトブックについては、以下のページをご覧ください。
令和6年5月13日 半田市中心市街地活性化協議会 設立総会
半田市中心市街地活性化協議会の設立総会が開催されました。
本市で策定を進めている半田市中心市街地活性化基本計画について、計画策定及びその実施に関する必要な事項や、中心市街地活性化の総合的かつ一体的な推進に関する必要な事項を、民と公が連携をして協議・意見交換を行っていきます。
組織の目的・中心市街地の現状を共有するため、市長特任顧問の伊藤大海氏が「半田市中心市街地活性化 これまでの取り組みと今後について」をテーマに講演を行いました。
講演後、役員選任や部会の設置等について、協議・決定を行いました。
※半田市中心市街地活性化協議会の詳細については以下のページをご覧ください。
令和6年4月30日 中心市街地先進事例視察(岡崎市)
先進事例視察として、一般社団法人 全国タウンマネージャー協会会長であり、株式会社まちづくり岡崎の代表取締役を務めている松井洋一郎さんに、岡崎市におけるまちづくりや賑わい創出のための取組等についてお話しを伺いに行きました。
令和6年4月23日 蔵のまちネットワーク
市内のイベントや観光、まちづくり等に関わる事業者や行政が情報交換等を目的に行っている蔵まちネットワークで、中心市街地活性化について議題に取り上げていただきました。特任顧問より中心市街地活性化の方針、これからの中心市街地活性化の体制を中心にお話しいただきました。
蔵のまちネットワークの参加者は中心市街地に関わる方も多く、特任顧問への質問や意見が多く飛び交い、有意義な意見交換を行うことができました。
令和6年2月22日 はんだストリートキャンパス最終成果発表
昨年の8月よりスタートしたはんだストリートキャンパスの最終成果発表が行われました。
商店街を動画と自作のマップで情報発信を行ったチームは、商店街は地域で確立されているコミュニティで若者は入りにくいと思っていたが、1回入ると「いつでもおいでよ」と若者でも入りやすかった。動画でお店の中の様子が分かると若者のハードルがさがった。
地域の住民向けにまちなかでキャンプを行ったチームは、イベントを通じて地域の人とのつながりを持つことができた。この事業が学生にとってまちづくりに関わるきっかけとなったと発表がありました。
総括として特任顧問からは、「学生や若者の”やりたい”を実現していく、そんな街にしていきたい」との言葉をいただきました。
令和6年2月13日 まちなか再生支援事業実績報告会
ふるさと財団のまちなか再生事業に係る実績報告会に出席し、令和5年度の取組について、まちなか再生アドバイザー会議委員に報告しました。
これまでの取組のほか、副市長級の待遇で任用された半田市中心市街地市長特任顧問という新しい関わり方についても、一定の評価をいただきました。地域の大手企業との連携や地域資源の一層の磨き上げ、市域を超えた広域圏での連携について、アドバイスをいただきました。
令和6年1月28日~29日 中心市街地先進事例視察
中活協準備会の委員や商店街の理事とともに、駅前広場や高架下活用、民間主体のプレイスメイキングなど中心市街地の先進事例視察に行きました。
視察地:兵庫県姫路市(姫路駅)、兵庫県神戸市(NATURE STUDIO、東遊園地)、大阪府泉大津市(MONTOパーク)、奈良県天理市天理駅前広場コフフン
令和6年1月25日 半田まちづくりセミナー6(講師:西村浩氏)
佐賀市の中心市街地の空き地で「わいわい!!コンテナ」プロジェクトを仕掛け、子どもたちの場作りや賑わい創出から、出店者の増加などの実績をもたらした仕掛け人、株式会社ワークヴィジョンズ代表取締役の西村浩さんを講師にお招きし、まちの「空き」を活かすリノベーションについて、お話を伺いました。
令和6年1月19日 はんだストリートキャンパス5
まちづくりに興味がある学生実際に考えた、にぎわい創出に向けた企画(まちなかキャンプ、商店街の情報発信)を昨年12月に実施し、最終成果発表に向け分析やまとめを行いました。
学生たちは、特任顧問から直々に効果分析等のアドバイスを受けながら、一生懸命取り組んでいました。
令和6年1月18日 中心市街地活性化協議会設立準備会(第5回)
中心市街地活性化に向けた推進体制についてを議題とし、組織体制や構成員について議論しました。エリアマネジメントを行う体制については、中活協の部会と位置づけた体制案で議論を進めています。
令和6年1月15日 半田まちづくりセミナー5(講師:高尾忠志氏)
長崎市景観専門監など九州地方を拠点として活躍する一般社団法人地域力創造デザインセンター代表理事の高尾忠志さんを講師にお招きし、地域のオリジナリティを大切にしながら景観の価値を向上させるためのデザインと、場のマネジメントについて、お話を伺いました。
令和6年1月9日 コミュニティスペース・ラボ
令和6年10月に設置が予定されている『半田市創造・連携・実践センター』の建物配置や内外のデザイン等を、より活用しやすい拠点とするために地域の住民や利用者が主体となって検討する「コミュニティスペース・ラボ」を開催しました。
設計士から設計図等の提案を聞き、どのように配置すればより効果的に活用することができるのかと積極的に話し合いが行われていました。
令和5年12月20日 半田まちづくりセミナー4(講師:山下裕子氏)
富山市まちなか賑わい広場「グランドプラザ」の運営を主導したプレイスメイキングの第一人者であるNPO法人GPネットワーク/全国まちなか広場研究会の山下裕子さんを講師にお招きし、用がなくても日常的に「そこに行こう」と思える場所を作るための広場空間の活用方法について、お話を伺いました。
令和5年12月16日 未来図づくりワークショップ中間報告会
ワークショップを通じて、作成しているエリアの未来図に関しての中間報告会を行いました。各エリアで出た意見や現状の報告のほか、エリアで活動や事業を行っている方とのトークセッションを行い、「エリアの好きなところ」や「どんな風に関わっていきたいか」などについて、意見をうかがいました。
75人の方に来ていただき、中心市街地活性化への期待や機運が高まっていることを実感することができました。
令和5年12月13日 中心市街地活性化協議会設立準備会(第4回)
引き続き、中心市街地活性化に向けた推進体制を議題とし、中心市街地活性化協議会のメンバーや組織体制などについて議論しました。役員会や事務局会議などの具謡的な役割をイメージしながら進めており、徐々に半田市での推進体制の形が見え始めてきています。
令和5年12月8日 半田まちづくりセミナー3(講師:木藤亮太氏)
かつて「猫も歩かない」と揶揄された宮崎県日南市の油津商店街を再生し、「日南の奇跡」を起こした株式会社ホーホゥ代表/株式会社油津応援団取締役の木藤亮太さんを講師にお招きし、油津商店街や福岡県那珂川市の事例を通じて、若者のチャレンジを後押しするまちづくりの仕掛けづくりについて、お話を伺いました。
令和5年11月15日 中心市街地活性化協議会設立準備会(第3回)
引き続き、中心市街地活性化に向けた推進体制を議題とし、エリアマネジメント協議会の在り方やエリアの分け方などについて議論しました。
令和5年11月14日 半田まちづくりセミナー2(講師:杉本恭一氏)
豊田市でエリアマネジメント推進組織「一般社団法人TCCM」の常任顧問である杉本恭ーさんに「民と公でつくるまちの魅力 豊田市のまちづくりから学ぶ公民連携のまちづくり」をテーマにお話しをいただきました。また、トークセッションでは、TCCM杉本さんと、豊田市役所商業観光課の佐々木貴宏副主幹、超人気コーヒースタンドの STREETCOFFEE&BOOKS 中島希さんから、豊田市における公民連携について、それぞれの立場からのリアルな話を聞くことができました。
令和5年11月11日 半田まちづくりセミナー1(講師:松本大地氏)
株式会社商い創造研究所の松本大地さんを講師にお招きし、ポートランド、メルボルンの事例から、持続可能な・多様性を認め合うまちづくり実践をお話しいただきました。
メルボルンのフィッツロイ地区では、若手のアーティストたちによるアートマーケットが土曜、日曜日に開催され大いに賑わっており、松本氏からは「半田運河でも開催してはどうか」とのお話もいただきました。
令和5年10月19日 中心市街地活性化に係る勉強会
福島県白河市のまちづくり会社 株式会社楽市白河の古川直文さんと、山形県山形市のまちづくり会社 山形まちづくり株式会社の下田孝志さんをお招きし、それぞれの地域における活性化の取組についてご紹介いただくとともに、まちづくりに関心のある市民の方々との意見交換をさせていただきました。行政や商店街との関係性や役割分担、まちづくり会社の経営に関することなどを詳しく聞くことができました。
まちづくりは、答えのない取組ですが、「やり続けることで、新たなプレーヤーが生まれ、まちに投資する人が増えてくる。面白い人材や市内外から若者が集まってくる」など、前向きなメッセージをいただきました。
令和5年10月3日 中心市街地活性化協議会設立準備会(第2回)
中心市街地活性化に向けた推進体制を議題に議論しました。中心市街地活性化協議会の意義や役割について、理解を深めるため、中小機構の綾野昌幸アドバイザーを専門家オブザーバーとしてお招きし、実際の活動内容や検討事項などを聞きました。徐々にではありますが、協議会について、委員間でイメージ共有が図られてきています。
令和5年9月25日 まちなか再生支援事業アドバイザー会議
ふるさと財団のアドバイザー会議(現地会議)が開催されました。午前中は現地視察、午後はまちづくりの第一人者であるアドバイザー委員と行政や地域の方を交え、(1)プレイスメイキング 公共空間の利活用について、(2)まちづくり会社 民間主体のまちづくりを進めるための事業主体について、(3)中心市街地のこれからのプランニングと役割について、をテーマに意見交換を行いました。
委員からは、「答えのない取組であるため、社会実験を効果的に活用したほうがよい」、「行政の役割は財政的あるいは人的見通しを立てることだ」といったアドバイスをいただきました。
令和5年9月21日 半田商工会議所常任議会 講演
半田商工会議所の常議員会にて、中心市街地活性化の取組状況についてお話をしました。中心市街地活性化の仕組みづくりを速やかに進めていくこと、民間主体・公民連携の取組が大切であること、そのために商工会議所・観光協会・行政で連携した中心市街地活性化事務局連絡会議を立ち上げ、協議、調整をしながら進めていること、これからの予定などをお話ししました。
令和5年9月13日 はんだストリートキャンパス(2)
まちづくりに興味がある学生が、半田市の中心市街地エリアにおける商業活性化やにぎわい創出に向け、プランの作成・実行・効果測定・発表まで取り組む『はんだストリートキャンパス』の第2回目が行われました。
第2回目は、グループで「活性化」とは何か、そのためにはどうしたらいいのか話し合いました。学生たちはグループワークの中で、市長特任顧問や商工会議所、市職員などの講師のアドバイスを受けながら、アイデアを出しあいました。
学生とは思えない意見や、学生ならではの意見もたくさん出ていて、これからのプラン作成がどうなっていくか楽しみです。
令和5年8月24日~25日 中部中心市街地活性化ネットワーク会議in半田市
中部地区において中心市市街地活性化に取り組む地域や団体が、互いの情報やノウハウを共有し、ネットワークを構築することを目的とした中部中心市街地活性化ネットワーク会議が、市長特任顧問のエスコートのもと、本市で2日間開催されました。
1日目は、インプットをメインとし、内閣府の中心市街地活性化評価・推進委員会の委員長を務める和歌山大学副学長の足立基浩教授による基調講演のほか、若者に視点をあてたパネルディスカッション、中心市街地のまち歩きを行いました。
2日目は、アウトプットをメインとし、「これまでの中活・これからの中活」、「妄想提案Aエリア」をテーマにグループワークを行いました。
両日とも、多くの方が参加し、本市においてこれからスタートする中心市街地活性化の取り組みの機運向上につながりました。
令和5年8月23日 中心市街地活性化協議会設立準備会の発足
半田市の中心市街地活性化の取り組むにあたり、地域関係者や民間事業者、行政等が一体となって協議・推進する体制が「中心市街地活性化協議会」です。その「中心市街地活性化協議会」が半田市にとって最適な形で構築できるよう、体制整備等の検討を行うことを目的に「中心市街地活性化協議会設立準備会」を発足しました。
今年度議論を重ね、年度内の中心市街地活性化協議会の設立を目指します。
令和5年8月23日 はんだストリートキャンパス(1)
半田商工会議所のまちづくり推進事業で、今年度新たに始まった『はんだストリートキャンパス』。まちづくりに興味がある学生が、半田市の中心市街地エリアにおける商業活性化やにぎわい創出に向け、プランの作成・実行・効果測定・発表まで取り組みます。
第1回目は、インプットの機会として市長特任顧問から「中心市街地の特徴」について講義を行いました。
今後、市長特任顧問はまちづくりのアドバイザーとして、学生たちをサポートしていきます。現実の制約にとらわれない、大学生だからこそできる発想が楽しみです。
令和5年8月22日 第2回半田市ゆるまちとーく
4月に入庁したばかりの新入職員から管理職までの職員が、部署の垣根を超えた意見交換をする『半田市ゆるまちとーく』の第2回目が行われました。今回は20名ほどの職員が参加し、グループワークを行いました。
今回のテーマは2つ。まずは「にぎわう」とはどんなことか、「にぎわう」には何が必要かグループワークをしました。次に、第1回目でやりたいこととして出た、「まちあるき」について、どのような「まちあるき」をしたいか考えました。地域福祉課の『ぶらりまちあるき』の説明があったり、中心市街地活性化に直接関わることがあまりない課でも関わることができる気づきを得る機会にもなりました。
令和5年7月2日 半田市市民憲章実践協議会での講演会
半田市市民憲章実践協議会の総会にて、中心市街地について講演を行いました。テーマは『妄想の必要性・有効性』について。妄想を軸に、市長特任顧問のまちづくりの考え方、半田市の中心市街地でこれから進めていこうとしていることについて、お話をしました。
聴講者参加型で市長特任顧問から何度も投げかけの質問がありました。聴講者の皆様は、何度も手を挙げ、とても前向きに楽しみながら参加していました。
令和5年6月22日 議会勉強会
市議会議員の方に向けて、勉強会を行いました。『半田市中心市街地活性化の取組みについて』をテーマに、これから本格的に動き出す半田市の中心市街地活性化についてお話ししました。
令和5年6月8日 第1回半田市ゆるまちとーく
中心市街地活性化のために必要な様々な視点からの取り組みを各部署・人材でもより意識を高められるよう、「半田市ゆるまちとーく」という庁内の勉強会と意見交換会を立ち上げました。
初回は、4月に入庁したばかりの新人から管理職クラスまで、部署の垣根を超えた30名ほどの職員が参加し、「なぜここに参加したのか」、「この会でしたいこと」について熱く意見交換をしました。「ほかの部署でこんなことしていたんだ!」という場面も見られ、庁内の効果的な行政運営のための風通しにも役に立ちそうです。
令和5年5月1日 中心市街地活性化庁内連絡会議の立上げ
中心市街地活性化に取り組むための横断的な庁内連絡会議を立ち上げました。
中心市街地活性化で「縦割り」は大きな弊害です。中心市街地活性化は商業活性化というわけではなく、『多様な目的と人、コトの密度を上げていく』ものとして考えたときに、横断的な取り組みは非常に重要になります。各部会、準備を進め市民と対話しながら進めていければと考えています。
令和5年3月 若手職員ワーキングチーム活動
半田市のいくつかの部署の若手職員を集めて、グループインタビューのワーキングチームを作り活動しました。
市長特任顧問のレクチャーを受け、グループインタビューで、学生・高齢者・子育てママ・勤め人・商店街など…、街の皆様にご協力を得てインタビューをしました。その後、それぞれの担当チームの調査結果を共有し、街の人たちの声、その声の裏にあるニーズやどのような街の強みがあるのか整理・分析しました。
令和5年3月16日 半田市商店街連合会研修
半田市商店街連合会の総会でお時間をいただき、研修会を開いていただきました。『中心市街地活性化の中の商店街』をテーマに、中心市街地活性化のねらいと商店街に求められていることなどお話ししました。商店街の方といろいろ意見交換もでき、雰囲気も良く、有意義な時間となりました。
令和5年3月8日 市職員向け中心市街地活性化勉強会
市職員対象のの中心市街地活性化勉強会を開催しました。市職員が中心市街地活性化への必要性を理解し、市民の問いに答えられるようになること、市職員として日常業務を通した活性化の使命感や楽しみを感じ、やりがいを持った仕事をしてほしいこと、中心市街地でチャレンジしていく姿勢を持ってほしいこと等の想いを込め、お話ししました。
勉強会の最後に、中心市街地活性化について関心がある職員に挙手してもらったところ、驚くほどたくさんの手が上がりました。庁内での情報交換で関わりたいという職員も多く、今後庁内の情報交換の場を作っていきたいと思います。
令和4年12月1日~2日 街の方と交流
さっそく中心市街地に飛び出し、地域活性化にご尽力されている方々にご挨拶。名鉄知多半田駅前、JR半田駅前、半田運河周辺をご案内いただきながら、これまでの地域の活動や課題・今後の展望について伺いました。
令和4年12月1日 辞令交付式
半田市が民間公募した非常勤特別職に就任した伊藤大海氏(46)は、令和4年12月1日に市役所に登庁し、久世孝宏市長から辞令交付を受けました。
就任にあたっての特任顧問からのコメント
半田市は歴史・伝統、自然・文化・産業など特徴や市民活動など元気な人が多い地域だと感じています。
地域の中で大切にするべきものを大切にしつつ、新しい物事や価値観にも目を向け、
今とこれからの活力ある中心市街地を皆さんと描いたり応援していきながら、一歩ずつ実現に進めるよう役立っていきたいと思います。
副業人材としての関わりというこれから全国的にも増えていくであろう新しい取り組みの形も模索していきます。
まずは、半田市のことをしっかり知ることから、始めていきたいと思います。

市長特任顧問とは
(1)どんな役職?
市長特任顧問は、半田市の活性化に関する政策を、市長直下で企画立案する、副市長級の非常勤特別職です。
現地調査から、課題の特定、政策の企画立案、プロジェクトの進行管理まで手がけ、賑わいのあるまちづくりを目指します。低未利用地の活用方法や、誘致すべき魅力ある店舗についても市長に直接進言できるポジションです。
(2)任期は?
令和4年12月1日から登用され、任期は令和5年3月31日までを予定していますが、その後は、市と本人の合意に基づき1年単位で更新されます。
(3)なぜ登用することになった?
半田市において、JR半田駅と名鉄知多半田駅の間にある半田市の中心市街地の活性化は、長年の課題として、多くの事業が取り組まれてきました。インフラ整備等で安心安全な住みよい街になってはきたものの、商業用途としては低未利用地や空きテナントが多く、賑わいがあるとは言えない状況になっています。
その一因と考えられているのが、高架化されていない鉄道に挟まれている、という車移動のしにくさです。しかし、JR線が令和9年度を完了予定として高架化されることとなり、この好機に同市は新たな活性化策として、民間人材の登用にチャレンジしました。
市長特任顧問の採用は、久世市長が公約に掲げた民間人材登用で、市の重要課題である「中心市街地活性化」と「6次産業化を通じた農業者支援」の2つの分野において、民間人材を活用した事業展開による課題解決を目指すとともに、民間の発想を職員に浸透させることで意識改革を図るため、非常勤特別職2名の募集を行いました。
公募内容については、次のページをご覧ください。
公募の結果、中心市街地活性化に取り組む市長特任顧問については、東京都在住の伊藤大海氏が選ばれました。
公募結果については、次のリンクをご覧ください。
(4)どんな仕事をするの?
市長特任顧問の仕事は、「中心市街地活性化施策の立案・推進」です。
具体的には、中心市街地を、平日は駅を利用する学生や会社員がぶらりと立ち寄る場所として、休日は市民が集い、観光客が訪れる場所とするために必要な取組を推進します。
なお、取り組む際には、地域住民等との共存を図りながら、次の点を意識していきます。
- 地域が主体的かつ持続的に取り組む仕組みづくり
- 低未利用地の活用
- 魅力ある店舗の誘致
市長特任顧問プロフィール
氏名
伊藤 大海(いとう おおみ)
経歴
- まちづくりLand for Next Generation代表
- 経済産業大臣登録中小企業診断士
- 1976年、佐賀県生まれ(46歳)東京育ち、東京都日野市在住。
- 1998年、明治学院大学国際学部国際学科卒。
- 2002年、まちづくりコンサルタントとして独立。主に支援機関を通し日本各地での中心市街地活性化プロジェクトの支援実績があり、九州地方の自治体では中心市街地活性化タウンマネージャーとしてまちづくりにかかわった経歴を持つ。ほか、副業・創業人材育成など小規模事業者支援や支援者人材育成にも携わる。
独)中小機構中心市街地サポートアドバイザー、中小企業大学校講師、株)全国商店街支援センター商店街よろずアドバイザー 等 - 2022年12月1日より、半田市中心市街地活性化を担う特任顧問に就任。
関連情報
- 半田市の鉄道高架とまちづくり
- 中心市街地空き店舗利活用マップ
-
「半田市中心市街地活性化ビジョン」(半田商工会議所) (PDF 933.2KB)
-
中心市街地の駐車場に関する調査報告書 (PDF 1.2MB)
- 【知多半田駅前ロータリー】キッチンカー出店社会実験
-
半田市中心市街地活性化市長特任顧問選考・評価委員会設置要綱 (PDF 271.4KB)
- まちなかの商店街の魅力を高校生がYoutube配信!
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