半田市中心市街地活性化基本計画

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ページ番号1009068  更新日 令和7年3月31日

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中心市街地は、商業、医療・福祉、居住等の都市機能が集積し、長い歴史の中で文化、伝統を育み、各種機能を培ってきた「まちの顔」とも言うべき地域です。急速な人口減少・少子高齢社会が進む中、都市全体のコンパクトなまちづくりを進める考えのもと、現在進行中であるJR武豊線連続立体交差化事業・土地区画整理事業などを含めて総合的な施策を展開し、魅力と活力ある中心市街地を形成することで、人口減少の影響を大きく受ける郊外部を含めた市全体の維持につながる都市経営の仕組みづくりとしての中心市街地活性化に取り組み、半田市を持続可能なまちとすることを目的として、「半田市中心市街地活性化基本計画」を策定しました。

計画期間:令和7年度から令和11年度までの5年間

半田市中心市街地活性化基本計画資料

パブリックコメント手続の結果について

意見募集期間:令和6年12月1日(日曜日)から令和7年1月5日(日曜日)

提出意見数:5通10件

パブリックコメント手続の結果について
No. 意見概要 市の考え方
1 半田市に美術館をつくることで、市内外から人を呼び込み、まちの活性化につながるのではないか。

現時点では図書館・美術館を駅前に建設する計画はありませんが、まずは、計画93ページ「まちなかでアート事業」など、日常的に文化芸術に触れる機会を増やすことに取り組みます。また、半田市に高校が多く立地していることは、強みの一つであるため、計画111ページ「若者まちなか居場所づくり事業」など、若い世代が集まる仕掛けづくりに取り組みます。

2 駅の近くに図書館があると良い。半田市には多くの高校が揃っているため、いつでも本が手に取れる環境があることで人が育っていくことに役立つのではないか。
3 半田運河周辺に半田市特有の酒や味噌などを活かした商品を買える場所や食事ができる場所が少ないため、それらの醸造文化を活かすことが大切ではないか。 ご意見のとおり、半田市の強みである醸造文化を活かしたまちづくりは重要であり、計画において「発酵・醸造を活かした食の観光とまちづくりの推進」を重点事業に位置づけ、取り組みます。
4 おおまた公園などで、朝市を開催することで、若者からお年寄りまで幅広い人が集まれる場所になるのではないか。

令和7年1月から、実証実験として民間団体と連携し、毎月1回のペースでおおまた公園において朝市を開催しています。

計画102ページ「おおまた公園を活用した魅力的な空間づくり事業」において、中心市街地の公共空間等が幅広い人が集まれる居場所になるよう、今後も様々な実証実験等を行います。
5

公共交通機関の利便性増進施策として最も重要なのは、各種公共交通機関との連携である。そのために、(1)名鉄知多半田駅西口へ公共交通タクシー・路線バス等の接続エリアを整備すること

(2)おでかけタクシー等の移動範囲を緩和し、中心市街地エリアと接続すること

(3)名鉄知多半田駅東ロータリーの一般車停車エリアを拡充すること

ご意見のとおり、各種公共交通機関との連携は重要です。

(1)(2)については、現時点で具体的な計画はありませんが、計画110ページ「公共交通対策事業」や今年度策定する地域公共交通計画を推進する中で、中心市街地への接続や利便性なども考慮しながら、検討していきます。

(3)については、計画86ページ「名鉄知多半田駅東ロータリーリニューアル事業」で、現在、名鉄知多半田駅東口の駅前空間を、人が居心地よく滞在でき、多様な利用が可能な広場へ改修するための基本構想を策定しており、一般車停車エリアの拡充を含めた検討を進めています。
6 半田市の情報は、市報、LINEなどで知ることはできるが、それ以外の方法として、例えば「半田FMラジオ」を開局するなど、情報発信の充実が必要ではないか。 ご意見のとおり、情報発信の充実については重要だと考えており、計画98ページ「まちなか情報発信事業」、99ページ「プロモーションの推進」を掲載しています。現時点で、市独自でラジオを開局する予定はありませんが、プレスリリース配信サービスの活用やメディアへのPR活動を強化することにより、情報発信の充実に取り組みます。
7 人材(担い手)不足の解消に向けた積極的な方策が不明である。

地域の人材不足の解消に向けては、計画91ページ及び101ページ「創造・連携・実践センター(コココリン)を核としたネットワークの形成、起業・創業支援や産業人材の育成」で、市民・事業者・学生等の交流や連携を促進するとともに、起業・創業支援や産業人材の育成に取り組みます。

併せて、全市的な取組として、まちづくりの根幹である産業の担い手の確保に向け、はんだオープンファクトリー等を通じて、地元就職の促進に取り組みます。

8 居住人口の増加のためには、時間と忍耐が必要であり、何を優先して取り組んでいくべきかを検討する必要がある。 計画の中で、優先的・重点的に取り組む施策を重点事業として位置付けており、それらの事業を通じて、関係人口を増やすとともに、中心市街地内のエリア価値の向上を図ることで、民間投資を促し、居住人口の増加につなげます。
9 P59、P63、P67「みんなで描いた夢の未来図」が見づらいため、修正できないか。 ホームページをご覧いただけるようQRコードを追加します。
10

知多半田駅前の事業の教訓および反省点を踏まえた上で取り組む必要がある。

過去に実施した知多半田駅前土地区画整理事業において、計画から事業完了までに20年以上もの時間がかかったこともあり、かつての商店や事業所等の密度が失われたこと、また、取組の実施にあたり、中心市街地を一つのまとまりとして捉え、範囲が広すぎたことなどを踏まえ、計画56~67ページに、中心市街地を「知多半田」「半田駅前」「半田運河」の3つのエリアに分け、それぞれのエリアの特色を活かした方針を掲げています。また、エリア部会及びエリア間の連携を図る組織体制を構築するとともに、民と公が役割分担する中で、できる限り速やかに取組を実行できるように努めてまいります。

提出された意見等は趣旨を損なわないよう要約しました。

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市民経済部 産業課商工担当
電話番号:0569-84-0634 ファクス番号:0569-25-3255
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