食品ロスの削減にご協力ください

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられている食べものを指します。

令和5年度の推計では、日本で年間464万トンの食品ロスが発生したと考えられています。

大切な食べ物を無駄なく消費し、食品ロスを減らしていくことは、環境面や家計面にとっても大切なことです。

食品ロスの削減にご協力をお願いします。

まだ食べられるのに捨てられている「食品ロス」を減らそう

まだ食べられるのに捨てられている食べ物、食品ロスは日本で年間約500万トンあるといわれています。

大切な食べ物を無駄なく消費し、食品ロスを減らしていくことは、環境面や家計面にとっても大切なことです。

食品ロスの削減にご協力をお願いします。

• 啓発用パンフレット:めざせ!食品ロス・ゼロ ～できることから、始めてみよう～ （PDF 3.6MB）

ご家庭での実践

食材を買い過ぎない

値段が安いからといって買い過ぎたり、同じ食材を大量に買ってしまうと、食材を使い切れないまま腐らせてしまう原因となります。

費用と食材の無駄をなくすためにも、買い物前には食材の在庫を確認し、必要なものだけを買いましょう。

すぐ使う食品は、商品棚の手前からとる「てまえどり」で、お店の食品ロス削減に貢献できます。

「消費期限」と「賞味期限」の違いをご存じですか？

加工食品には、「消費期限」または「賞味期限」という期限表示がされていますが、皆さんはその違いをご存じでしょうか。

• 消費期限は、品質の劣化が早い食品に表示されています。
  「安全に食べられる期限」を意味しており、期限を過ぎた食品は食べない方が安全です。
  具体的には、弁当、惣菜、サンドイッチ、ケーキなどがあります。
• 賞味期限は、長期間保存ができる食品に表示されています。
  「食品をおいしく食べられる期間」を意味しており、期限を過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
  具体的には、卵、カップめん、レトルト食品、スナック菓子などがあります。

2つの期限の違いを理解し、食材がおいしく食べられるうちに計画的に活用しましょう。

食材を無駄なく使い、適切に保存する

せっかく買った食材は、無駄なく使えるように、切り方などを工夫しましょう。

使いきれなかった時は、冷凍するなど適切に保存して、早めに使い切りましょう。

下処理を行って保存しておくと、調理時間の短縮につながります。

外食での実践

食べられる量を注文する

注文した料理が予想以上に多かったり、食べられない食材が含まれていたなどの理由で、食べきれない場合があります。

飲食店の食品ロスを減らすため、食べ残さない工夫をしてみましょう。

• 料理の分量がどれぐらいあるか確認し、食べきれないと思った場合は少なめの分量で注文できるかお願いする。
• 料理の中に食べられないものがあれば、注文の際にあらかじめ抜いてもらう。

もし、料理が多すぎて食べきれなかった場合は、持ち帰りができるかどうかお店へ確認してみましょう。

（ただし、持ち帰った場合は自己責任となります。）

欧米の飲食店では、「ドギー・バッグ」と呼ばれる食べ残した料理を持ち帰る箱や袋が用意されているのが一般的となっています。

会食での実践

宴会、飲み会、歓送迎会などで、始まってすぐに席を離れて会話が盛り上がり、せっかくの美味しい料理に手をつけられず、残してしまったことはありませんか。

会食の際には、30・10を心がけてみましょう。

3010運動とは、

• 乾杯後30分間
  席を立たずに出来たての料理を楽しみましょう
• お開き10分前
  自分の席に戻って、再度料理を楽しみ、食べきりましょう

料理を楽しみ、食べ残しも減らすことができる、誰でも簡単に取り組める運動です。

7日間でチャレンジ！食品ロスダイアリーを活用しよう

家庭で発生した食品ロスの種類や量を記録できる日記です。

• 家庭での食品ロス量が把握できる
• 食品ロス削減に関する意識が高まる
• 食品ロスが減る
• 無駄な家計消費が減る

食品ロスダイアリーを活用して食品ロス削減にチャレンジしましょう。

• 7日間でチャレンジ！食品ロスダイアリー （PDF 12.1MB）

10月は食品ロス削減月間です

毎年10月は食品ロス削減月間、10月30日は食品ロス削減の日です。

家庭でできる食品ロス対策を考えてみましょう。

• 消費者庁食品ロス削減月間特設ページ（外部リンク）