土壌汚染に関する情報(八軒町)
愛知県による続報(令和5年11月1日)
調査結果の概要
ほう素及びその化合物の地下水基準超過が確認された汚染井戸から半径約500mの範囲内にある周辺事業場の調査を行ったところ、ほう素及びその化合物の取扱履歴がある事業場が確認されましたが、当該事業場は汚染井戸より地表が低く、汚染井戸への地下水流向ではないと推察されました。
また、同範囲内にある井戸を調査しましたが、採水可能な井戸が無かったため地下水の水質測定は実施していません。
これらのことから、汚染原因の特定には至りませんでした。
今後の対応
事業者は、掘削除去及び地下水モニタリングを実施中です。
県は事業者に対し、土壌・地下水汚染対策を適切に実施するように指導していきます。
市は、県からの情報提供を受け、ホームページでの周知を行います。
愛知県による発表(令和5年4月25日)の概略
半田市八軒町地内の神谷鉄工株式会社の管理地において、土壌汚染対策法に掲げる基準を超える六価クロム化合物、ほう素及びその化合物、鉛及びその化合物が検出されました。
汚染の状況については以下のとおりです。
土壌汚染発生場所
半田市八軒町106番及び107番の各一部
調査結果
土壌
土壌溶出量
土壌溶出量基準の超過物質
六価クロム化合物
- 測定結果最大値 0.056mg/L
(土壌溶出量基準0.05mg/L以下の1.1倍) - 基準超過土壌検出深度 0~0.5m
- 調査区画数のうち超過区画数 1/102(10mメッシュ)
ほう素及びその化合物
- 測定結果最大値 1.9mg/L
(土壌溶出量基準1.0mg/L以下の1.9倍) - 基準超過土壌検出深度 0~0.5m
- 調査区画数のうち超過区画数 3/102(10mメッシュ)
土壌含有量
鉛及びその化合物
- 測定結果最大値 1,000mg/kg
(土壌含有量基準150mg/kg以下の6.7倍) - 基準超過土壌検出深度 0~0.5m
- 調査区画数のうち超過区画数 1/102(10mメッシュ)
調査土地の利用状況
該当地は、1977年頃(昭和52年頃)から令和3年8月まで製瓦工場として利用されていました。鉛及びその化合物並びにほう素及びその化合物の使用等が確認されています。また、六価クロム化合物を取り扱っていた可能性があります。
現在の状況
汚染が判明した場所は、コンクリート舗装等で覆われており、汚染土壌の飛散や雨水等による汚染の拡散のおそれはありません。
今後の対応
事業者は、地下水モニタリング等を実施していく予定です。
県は、事業者に対し、土壌汚染対策を適切に実施するよう指導していきます。
また、周辺の飲用井戸を調査した上で、土壌溶出量基準又は土壌含有量基準を超過した区画を法に基づき要措置区域又は形質変更時要届出区域に指定します。
市は、県からの情報提供を受け、ホームページでの周知を行います。
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このページに関するお問い合わせ
市民経済部 環境課環境担当
半田市乙川末広町50番地(半田市リサイクルセンター内)
電話番号:0569-21-4001 ファクス番号:0569-21-6405
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