帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチン

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ページ番号1002296  更新日 令和5年12月25日

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帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは

帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに、帯状に出る皮膚の疾患です。強い痛みを伴うことが多く、症状は3週間から4週間ほど続きます。

子どもの頃にかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありませんが、これまで水痘にかかったことがない小児等には水痘を発症させる可能性があります。

日本では、80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。

帯状疱疹の予防

「加齢」「疲労」「ストレス」「病気」などで免疫の働きが低下することが、帯状疱疹の発症の引き金になっています。

食事のバランスや睡眠など基本的な生活習慣を整えることが予防につながります。

発疹が現れてから3日以内に治療を開始することが重要です。早く治療を始めれば、重症化や合併症も防げます。

帯状疱疹ワクチンについて

ワクチンを接種することで一定の予防効果はありますが、任意接種のため接種費用は全額自己負担になります。

帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、効果や接種対象などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。

  シングリックス(不活化ワクチン) ビケン(生ワクチン)
予防効果

50歳以上で97.2%

70歳以上で89.8%

50~60歳で69.8%
接種方法

2回(筋肉内注射)

2回目接種は、1回目接種の2か月後に接種してください。2か月を超えた場合は、6か月後の同日の前日までに接種してください。

1回(皮下注射)
接種費用

接種費用の目安:20,000~30,000円(1回あたり)

詳細は接種する医療機関にお問い合わせください。

接種費用の目安:7,000~10,000円

詳細は接種する医療機関にお問い合わせください。

副反応

局所(注射部位)症状:疼痛、発赤、腫脹など

全身症状:筋肉痛、疲労、頭痛など

ごくまれにショック、アナフィラキシー反応が現れることがあります。

局所(注射部位)症状:紅斑、そう痒感、熱感、腫脹、疼痛、硬結

全身症状:倦怠感、発疹など

ごくまれにショック、アナフィラキシー反応が現れることがあります。

免疫抑制薬、抗リウマチ薬、抗がん剤などを使っている方 接種できます 接種できません

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福祉部 健康課健康長寿担当
電話番号:0569-84-0662 ファクス番号:0569-25-2062
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