バイオマス産業都市構想 進捗状況

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ページ番号1002986  更新日 令和6年3月27日

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畜産ふん尿等を利用したバイオガス発電と、その排熱・排ガスを利用した植物工場を中心とした4つの事業化プロジェクトを進めています。

NEWS

令和3年10月に「畜産ふん尿等を利用したバイオガス発電施設」が本稼働。

処理料金や分別/運搬方法・見積り等については、施設または下記収集運搬業者へお問い合わせください。

チラシの写真:事業系生ごみ(厨芥類)リサイクル(バイオガス)施設のご案内

施設

ビオぐるファクトリーHANDA 半田市松堀町 0569-27-8106

収集運搬業者(五十音順。令和3年5月末日に協力・掲載に同意いただいた収集運搬業者のみ掲載)

  • 株式会社アグメント 知多郡阿久比町草木 0569-48-3594
  • 株式会社エイゼン 知多郡武豊町向陽 0569-72-3764
  • 東海清掃株式会社 愛知郡東郷町清水 0561-39-3321
  • 株式会社メイホーエコロジー 半田市川田町 0569-23-3003

畜産ふん尿等を利用したバイオガス発電(トリジェネバイオガス発電)

事業概要

  • 生ごみ、食品廃棄物、畜産ふん尿等を原料にメタン発酵によるトリジェネ(電気・熱・排ガス)バイオガス発電を行い、施設利用分以外の余剰電力を売電する。
  • バイオガス発電から発生する熱は、隣接して建設される植物工場、近隣農業施設等の熱源として供給する。
  • バイオガス発電から排出するガス(CO2)は、光合成促進として植物工場に供給する。
  • メタン発酵消化液は、液肥として耕作地で利用するとともに、別用途での可能性を研究する。
  • メタン発酵消化液の余剰は、脱水・乾燥をし、乾燥肥料として農家に供給する。

事業主体

計画区域及びパース図等

イラスト:施設パース
半田市松堀町地内

Q&A

稼働はいつか?

2021年(令和3年)10月から本運転です。

本施設に関して、市からの資金援助はあるのか?

市からの資金援助はありません。
本プロジェクトは、農林水産省「食料産業・6次産業化整備交付金」を活用しているおり、補助金が国と県・県と市・市と事業者の流れで申請等行うため、市でも歳入及び歳出で予算措置はしておりますが、原資は国費となります。
市としては、バイオマス産業都市構想の1つのプロジェクトとして、各種申請に対する助言などのバックアップ的な支援を行っています。

主に本施設へ運搬されるものはなにか?

バイオマス資源が運搬されます。

  • 市内で発生する「牛ふん尿」が日量10t
  • 市内・県内で発生する「廃食品・廃飲料等」が日量90t

を予定しています。

市内で発生する牛ふん尿のどの程度を処理するのか?

市全体の約2.5%程度になります。
畜産ふん尿から発生する臭気対策のモデル事業と考えています。

施設から悪臭は発生しないのか?

臭気原因となる作業はすべて屋内(負圧)で行い、各工程は密閉型機器で自動で行われます。また、臭気は脱臭設備を通して大気放出されます。
事業主体が行った外部専門機関での環境影響調査の結果では、最大予想値においても「法令基準値・現況値を下回り、また住宅地域における基準値以下となり、近隣へ与える影響はない」とされております。
施設完成後についても、市と事業主体で、環境保全協定の締結など調整を進めております。

運搬車両の臭気対策は徹底できるのか?

市としても、事業者に指導しております。
また、事業者からも「周辺に迷惑をかけないよう最大限努力し徹底する」と回答をもらっています。

バイオガス発電プロジェクトに係る事業系一般廃棄物収集運搬システム構築検討会議

趣旨・目的

  • 半田市バイオマス産業都市構想の作業プロジェクトであるバイオガス発電プロジェクトの実現・継続のための仕組みづくりを行う。
  • 半田市バイオマス産業都市構想により整備されるバイオガス発電施設において、地域で発生した厨芥類をバイオマス原料として利用し、エネルギー化・肥料化を進めることにより、循環型社会の形成を目指すとともに、リサイクル率向上とごみ減量に寄与する。
  • 上記取組みを継続するため、より良い仕組みづくりを行うことで「半田モデル」の事業系一般廃棄物収集運搬・処理システムを構築する。

構成

収集運搬事業者
  • 株式会社アグメント
  • 株式会社エイゼン
行政

半田市環境課

事務局

株式会社ビオクラシックス半田

オブザーバー

半田市クリーンセンター

排熱・排ガスを利用した植物工場(環境制御型※)

環境制御型:植物の光合成能力を最大限に発揮させるため、施設内の(1)温度(2)湿度(3)CO2濃度(4)風量(5)水(6)栄養分などの環境データを随時計測し、機器の制御により生育に最適な環境に近づけること。

事業概要

  • トリジェネバイオガス発電により生成される排熱と排ガス(CO2)は、植物工場で利用し、高糖度トマトなどを栽培する。
  • 生産した農作物は、学校給食等の食材として使用し、地産地消を推奨する。
  • 次世代の農業者を育成する。
  • 社会見学や農業体験の場として施設を利用する。

事業主体

消化液の液肥利用

事業概要

  • トリジェネバイオガス発電のメタン発酵から排出される消化液を液肥とし、地域の農地に散布する。
  • 液肥を活用した飼料作物を栽培する。
  • 各種栽培作物に対する液肥の利用を検討し、事業化を進める。

事業主体

地元企業・農業関係者・NPOなどが協働

畜産ふん尿の臭気低減

事業概要

  • 臭気問題を引き起こす悪臭は、畜産ふん尿を堆肥化する前処理として行う乾燥処理に起因することが多い。このため、ふん尿の含水率を調整し、好気性発酵を促進させることで乾燥工程を短縮する。
  • 畜産ふん尿の含水率低減を図るため、固液分離を導入し、固形分は堆肥化・液分はメタン発酵施設で処理を行う。

事業主体

半田市・地元企業・畜産農家

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このページに関するお問い合わせ

市民経済部 環境課環境担当
半田市乙川末広町50番地(半田市リサイクルセンター内)
電話番号:0569-21-4001 ファクス番号:0569-21-6405
市民経済部 環境課環境担当へのお問い合わせ