コミュニティ・スクール制度

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ページ番号1002132  更新日 令和5年12月25日

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コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置して地域住民や保護者のみなさんが学校運営や教育活動に参画し、みんなで子どもたちを育てていく仕組みのことです。

令和元年4月から市内のすべての小中学校でコミュニティ・スクール制度を導入しています。

コミュニティ・スクールのパンフレットを作成しました。

令和3年度提案推進事業報告について

令和3年度において提案推進事業を行った各校の活動を紹介します。

半田中学校

写真:半田中学校での活動の様子

半田中学校運営協議会では、「よりよい半田中学校に向けてできることはないか」と学校教育活動の様々な課題について、真剣な議論が展開されており、まさに、委員の学校愛、地域愛に支えられています。
令和3年度は、「生徒会と学校運営協議会との対話」「中学生が支える避難所運営」「だれにとってもやさしい制服・校則」をはじめ、「不登校」「LGBTQ」「外国にルーツをもつ子どもたちの教育」など学校が抱える今日的な課題の解決につなげていけるように活動しました。

宮池小学校

宮池小学校コミュニティ・スクールでは、校区の子どもや住民が必要としている支援体制を構築したいと考え、令和2年度に引き続き半田市コミュニティ・スクール推進事業に参画し、「子どもサポート会議」と称して5部会で活動をしています。令和3年度は3部会活動しました。

  1. 宮池小学校区なんでも相談窓口部会
    住民からの困りごとをLINEや電話で受け付け、各部署につなぎ問題解消にあたるため、半田市社会福祉協議会にLINE窓口の開設や宮池小学校内に相談室の設置をしました。
  2. 子ども食堂部会「みやっ子サロン」
    貧困などで欠食しがちな子や孤食しがちな子どもたちへの支援にあたるため、宮池会館にて9月~12月の第4土曜日にテイクアウトで実施しました。
  3. 子育ておしゃべり部会
    母親を対象に気軽に話すことのできる場を設定し、子育ての悩みの解消にあたるため、4月から12月までの4日間の日程で実施しました。

写真:宮池小学校での活動の様子

花園小学校

写真:花園小学校での活動の様子

花園小学校運営協議会を中心に地域の方々へボランティアを募り、老朽化している校舎廊下の壁のペンキ塗りを行いました。活動を通じ、地域の方に老朽化している学校環境を認識いただく機会となりました。今後も環境整備を続けてやっていこうという声もあがり、自分たちの手で児童にとって好ましい環境をつくり、よりよい花園小学校にしていこうという気持ちを地域の方々に育むことができました。
また、校舎が明るくきれいになったことで、子ども達が気持ちよく学校生活を送ることができ、生活態度の向上や豊かな心の成長につながっています。

亀崎小学校

写真:亀崎小学校内での活動の様子

亀崎小学校内にあるアスレチック「アスレの森」は、40年以上も前に地域の方と協力して制作した亀崎小学校にとって大切な遊具です。「アスレの森プロジェクト」として大規模補修を行うべく、学校運営協議会の方、PTAの方、地域のボランティアの方など多くの方の協力を頂き、防腐剤を塗ったりペンキを塗ったりして生まれ変わりました。学校運営協議会が中心となり、地域の方と連携することで、子ども達が安心して伸び伸びと遊び、学校生活がより豊かになるだけでなく、地域住民にとっても憩いの場となりました。

各学校の活動について(随時更新していきます)

亀崎小学校(令和5年8月NEW)

写真:亀崎小学校での活動の様子

亀崎小学校では毎年、3年生の総合的な学習の一環として、世界に誇る地元亀崎の祭「潮干祭」について学ぶ機会があります。今年度も、7月に学校運営協議会からご紹介いただいた、潮干祭保存会の方をゲストティーチャーとして招聘し、3年生3クラスの児童に「潮干祭のすごいところ」と題して話をしていただきました。

お祭りの由来や「潮干祭」で引き回される山車のすばらしさについて、パワーポイントを使って分かりやすく説明していただいたので、児童も興味津々の様子でお話に聞き入っていました。今回の学習を通して、児童は地域に対する誇りを高めることができました。

亀崎中学校

写真:亀崎中学校での活動の様子

亀崎中学校では、学校運営協議会の活動の一環として、亀中生による地域支援ボランティア「KOO(亀崎・思いやり・応援隊)ジュニア」が、土曜日・日曜日や長期休業中に活動しています。活動内容は、亀崎近辺の公共施設、お年寄りや体が不自由な方のお宅の草取りや不用品の片付け、清掃などです。

地域のさまざまな年代の方々と交流しながら、中学生が「自分にできること」で地域の方の役に立ち、地域に貢献する活動となっています。網戸や障子の張り替えといった初めての体験ができたり、地域の方からお礼の言葉を言っていただいたりして、亀中生にとって、とてもやりがいのある活動となっています。

成岩小学校

写真:成岩小学校での活動の様子

成岩小学校の学校運営協議会では「子どもたちのために」を合い言葉に、「トイレピカピカ大作戦」を毎年、実施しています。学校運営協議会委員とPTA役員・環境整備部員、職員が協力して校内7か所のトイレ掃除に取り組み、普段の清掃では十分にできない換気扇や網戸まできれいにすることができました。

また、家庭科の授業では保護者ボランティアを募り、ミシンのサポートをしていただきました。おかげで、子どもたちが安全にミシンを扱うことができました。

有脇小学校

写真:有脇小学校での活動の様子

学校応援団(稲作・かいどり、スクールガード、剪定、読み聞かせ、地域学習など)を組織することで、様々な教育活動に地域住民や保護者のみなさんが参画し、地域ぐるみで子どもたちを育てていく意識を高めています。また、有脇には、多くの民話があり地域の方にお話を聞いたり、全校で地域行事である「かいどり(池干し)」に参加したりすることで、地域に愛着をもち、児童の「地域の一員であるという意識」の向上を図っています。これからは、地域に支えられるだけでなく、児童が地域に積極的に働きかける行事や授業を計画・実施することで、地域との互恵関係を築いていきたいです。

宮池小学校

写真:宮池小学校での活動の様子

宮池小学校運営協議会では、中学校で不登校となる原因の一つに学習についていけないことがあるのではないかと話題になりました。そのため、小学校時の基礎的な内容を補習することで、現小学生の学習支援とともに中学校での不登校生徒数の軽減につなげる新規事業を検討しました。そこで、12月6日(火曜日)から9日(金曜日)までの個人懇談会の折に、宿題や弱点補充の勉強などを応援する「スタディサポート」を試行的に行いました。午後の1時間足らずの時間ではありましたが、大学生や地域の方たちが一人一人に寄り添い、楽しい時間を過ごすことができました。4日間を通して65名の子どもたちと47名のボランティアスタッフ(ともにのべ人数)の参加がありました。

乙川中学校

写真:乙川中学校での活動の様子

乙川中学校学校運営協議会と乙川SCが共同で運営している自学自習型学び舎「志学舎」は、今年度も定員を超える受講希望がありました。今年度は、学校運協議会会長や学習支援員の方のご厚意で、クリスマス会が開催され、学習指導員の大学生と一緒に楽しい時間を過ごしました。また、新しい取組としてPTAと学校運営協議会の共同で、「部活動見守り隊」を立ち上げました。今年度は保護者の方にはご協力頂きましたが、今後は地域の方にも幅広く協力を呼びかけていきたいです。

板山小学校

写真:板山小学校での活動の様子

板山小学校は、学校運営協議会・板山っ子応援隊に80名を超える地域の方にボランティアとして登録していただいています。「焼き物体験」「野菜づくり」「竹炭体験」「野外調理」「板山たんけん」等の学習面、「板山万歳・獅子」の伝統芸能、「除草・樹木剪定」「絵・写真・折り紙・吊し雛の展示」等の環境面、「登下校の見守り・パトロール」等の安全面と多岐に渡る支援をいただいています。これらの活動により地域の方と児童の心の距離が近くなり、笑顔が溢れる学校になっています。これからも地域とともに歩む学校づくりを進めていきます。

花園小学校

写真:花園小学校での活動の様子

花園小学校では、学校運営協議会を中心に「TEAM花園」が組織されています。コーディネーターさんを通して、「TEAM花園」の皆さんには、「学習」、「生活・安全」「環境」のサポートをしていただいています。「学習」では、校外学習の付き添いや読み聞かせ活動など、「生活・安全」では、登下校の見守りやマラソン大会の交通整理など、「環境」では、校内のペンキ塗りや草刈り・樹木伐採など、年間を通して数多くのサポートをしていただいています。「TEAM花園」の皆さんのおかげで、子どもたちは毎日笑顔で充実した学校生活を送ることができています。

半田中学校

写真:半田中学校での活動の様子

半田中学校では、学校運営協議会や地域で活躍されている諸団体、生徒や教職員が一丸となってコミュニティ・スクールを組織しています。学校運営協議会は年8回行い、学校の諸課題に対してさまざまな立場からの意見を頂き、学校運営に役立てています。また、生徒や教職員との対話の時間も設け、特に生徒の生の声を委員の皆さんに届け、学校をよりよくしようと共に話し合いながら会を進めています。今後も地域の皆さんと共によりよい学校づくりに心がけていきます。

半田小学校

写真:半田小学校での活動の様子

半田小学校では、学校運営協議会の活動として、「エプロン先生事業」を行っています。エプロン先生とは、1年生の入学期に、登校後の児童の朝の準備等をサポートしていただくもので、民生委員や地域の有志のみなさんがメンバーになってくださいます。令和3年度は入学式から5月中旬にかけて実施していただきました。令和4年度は、それに加えて9月の1か月間(2学期の初め)もお願いしました。また、通常学級だけでなく、特別支援学級の支援もお願いしました。児童は登校すると、ランドセルから用具を出して机の中に仕舞ったり、連絡帳を提出したり、トイレに行ったり…となかなかたいへんです。その時間帯にさまざまなサポートをしていただけることは、本当にありがたいことです。

さくら小学校

写真:さくら小学校での活動の様子

さくら小学校では、「地域・保護者の力を学校へ」「子どもたちが地域へ」の活動をおこなっています。昨年度の4年生は、建築設計、パティシエ、自動車販売、雑誌編集など、さまざまな職業の人から、仕事のやりがいや夢をもつことの大切さを教えてもらいました。今年度は、6年生が生き方を考えるキャリア教育として実施します。また、2年生は瑞穂記念館を見学し、自分たちの地域の歴史を学んでいます。この他にも、家庭科授業のミシン、昔の遊び、陶芸、愛校作業、除草作業など、さまざまな場面で地域・保護者の皆さんにご協力いただいています。

岩滑小学校

写真:岩滑小学校での活動の様子

岩滑小学校の教育活動には、「岩滑小応援隊」の協力が欠かせません。何か困ったときは、「まずは応援隊に聞いてみよう」となります。今年度、5年生が久しぶりに学校で野外活動の飯ごう炊飯の練習を行うにあたり、薪が必要になりました。そこで応援隊に「どこかで薪をいただけるところはないでしょうか?」と依頼したところ、すぐに材木を扱っている地域の方につないでいただけました。薪を使いやすい大きさにしてもらうなど、きめ細やかな対応のおかげで、とてもおいしいご飯を炊くことができ、児童も大満足でした。岩滑のネットワークに感謝です。

青山中学校

写真:青山中学校での活動の様子

青山中学校では、花園小学校区、板山小学校区ごとに年に2回、大がかりな資源回収を行っています。地域の協力の下、大人たちと生徒たちがともに汗を流します。その他、地域の中学生ボランティアや学校の校外行事でも運営協議会委員や保護者を中心に地域の方に支えられています。また、毎月1回開催する「おしゃべりルーム」では、子育てに悩みをもつ保護者と先輩保護者が悩みを共有しています。今年度からは、不登校の生徒の登校機会を増やすために、地域の方々と給食を食べる「ぼちぼち」を月2回開催しています。地域の方が、学校だけど学校でない雰囲気の中で、様々な悩みを抱える生徒を温かく支援していただいています。

雁宿小学校

写真:雁宿小学校での活動の様子

雁宿小学校では、学校運営方針に基づいた教育活動を実現するため、学校運営協議会を中心に、地域から「かりやど応援団」を募っています。かりやど応援団の活動は、登下校の見守り活動、新1年生の入学期の生活を支援するエプロン先生、防災教室や福祉実践教室、図画工作科や家庭科の授業の応援、樹木の剪定や稲作の指導など多岐にわたっています。特に秋に開催する「かりやど祭り」では、年間を通したおはやしの指導をはじめ、企画、準備、運営の多くに積極的に協力していただいています。児童、地域、学校でつくり上げる「かりやど祭り」は雁宿小学校の代表的な伝統行事になっています。

乙川小学校

写真:乙川小学校での活動の様子

乙川小学校では例年、学校支援ボランティアの方々に校外学習への付き添い、読み聞かせ、登下校の見守り、校内の環境整備などを通して教育活動を支えていただいています。コロナ禍の中で活動が制限される中、令和4年3月23日には1年生が「昔の遊びを知る会」を実施しました。当日は遊びの講師として、学習支援ボランティアや千歳会のみなさんに来校していただきました。子どもたちはけん玉やあやとり、竹とんぼ、折り紙などの遊び方や上達のこつを講師の方から教えてもらい、遊びに親しむことができました。子どもたちの笑顔があふれる時間となりました。

横川小学校

写真:横川小学校での活動の様子

横川小学校の教育活動は、保護者と地域の皆様に支えられ続け、よりよい充実を目指しています。学校運営協議会をもとに、横川っ子応援隊の皆様による登下校見守りやホタル放流会等、多岐に渡るご支援・ご協力をいただいています。今後とも、地域によって支えられた子どもたちが根ざし、半田市の未来へ貢献できる大人へと成長してくれることが、何よりの大きな願いです。

成岩中学校

写真:成岩中学校での活動の様子

成岩中学校の教育活動は、多くの「成中サポーター」の方々に支えられています。今回は、プール横の花壇整備についてお知らせします。季節毎に花壇の手入れを行ってくださっているサポーターの皆さんです。休日、時間があれば、生徒もボランティアとして参加しています。花壇の土を整え、畝をつくり、種を蒔いたり苗を植えたりしていきます。普段の水やりや草取りもサポーターの方々が行ってくれています。体育館に向かう通路から春・夏・秋、いつもきれいな花を見ることができます。

乙川東小学校

写真:乙川東小学校での活動の様子

乙川東小学校では、学校運営協議会のもとに「地域ふれあい活動推進協議会」があり、「おつひサポーター」を組織しています。花作り、図書館、読書、おはなし会、学習、校外学習、環境整備という7つのサポーターがあり、年間を通して子どもたちに寄り添ったサポートをしていただいています。また、おつひサポーターとは別に、稲作や伝統芸能に関わる皆様も、協議会の一員として指導していただいています。2学期末には5年生の稲作体験の一環として、しめ縄作りを実施しました。縄をなうのは初めての子どもたちに、手取り足取り指導していただきました。

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