たばこ、吸い続けますか?
体に悪いと思いつつも、なかなかやめられないたばこ…。
実は、「主流煙」よりも、たばこの先から立ち上る「副流煙」の方が数倍多くの有害 物質を含んでいて、年間 1 万5千人の方が受動喫煙によって亡くなっています。
大切な人の健康を守るためにも禁煙を始めてみませんか?
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たばこ、吸い続けますか? (PDF 765.1KB)
チラシを作成しました。ぜひご活用ください。 - 禁煙して心身の健康を取り戻そう(スマートライフプロジェクト)(外部リンク)
- 最新たばこ情報(健康・体力づくり事業財団)(外部リンク)
- なくそう!望まない受動喫煙。(厚生労働省)(外部リンク)
知っててほしい、たばこの害
たばこの煙には、約5300種類の化学物質、200種類の有害物質と70種類の発がん性物質が入っています。
喫煙は、肺がんだけでなく、咽頭がん、食道がん、肝臓がん、胃がん、膵臓がん、膀胱がんなどほとんどのがんに関係していることが明らかになっています。ほかにも虚血性心疾患や脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、歯周疾患など多くの疾患の危険因子ともなります。
近年、加熱式たばこを利用する方が増えていますが、主流煙にはニコチンや発がん性物質を含んでいます。中には紙巻きたばこよりも発生量の多い化学物質もあります。そのため、加熱式たばこは、「禁煙の代わり」にはなりません。
受動喫煙について考えたことありますか?
たばこは喫煙者だけに害があるものではありません。喫煙者が吸う煙(主流煙)より、たばこから出る煙(副流煙)の方が、ニコチンやタール等の有害物質が何倍も多く含まれています。
自分の意志に関係なく、他人の煙を吸わせることを受動喫煙といい、たばこを吸わない人にも健康被害が及ぶのです。
「ベランダで吸っているから」、「換気扇の下だから」、「空気清浄機を使っているから」など受動喫煙の対策をしているつもりかもしれませんが、これらでたばこの煙は防げません!
喫煙者の衣服などからたばこのニオイがする時点で、受動喫煙の被害に遭っているのです!
“マナー”から“ルール”に。健康増進法の改正
健康増進法の改正により、2020年4月1日からは多くの人が利用する施設において、原則屋内禁煙となりました。
禁煙するメリット
- 体調がよくなる
禁煙して1~9か月で咳や息切れが減り、禁煙10年になると肺がんのリスクが喫煙者の半分になります。 - お金の節約になる
1日1箱吸う人なら、年間20万円以上の節約になります。 - 吸う場所を探さなくてよくなる
法改正により屋外は原則禁煙となり、吸える場所は少なくなっています。 - 周りの人を受動喫煙による健康被害から守れる
麻薬に劣らない依存性 ~ニコチン依存~
たばこをやめられないのは、ニコチン依存という病気かもしれません…
ニコチン依存の人はニコチンが切れるとイライラするなどのストレスを感じます。喫煙するとイライラやストレスは一時的に解消され、快感物質も放出されるため、「たばこでリラックスできる」と錯覚してしまいます。
【いくつ該当するか数えてみましょう!】ニコチン依存度スクリーニングテスト
- 自分が吸うつもりよりも、ずっと多くたばこを吸ってしまうことがあった。
- 禁煙や本数を減らそうと試みて、できなかったことがあった。
- 禁煙したり、本数を減らそうとしたときに、たばこが欲しくて欲しくてたまらなくなることがあった。
- 禁煙したり本数を減らしたときに、次のどれかがあった。イライラ、神経質、落ち着かない、集中しにくい、ゆううつ、頭痛、眠気、胃のむかつき、脈が遅い、手の震え、食欲または体重増加
- 項目4の症状を消すために、またたばこを吸い始めることがあった。
- 重い病気にかかった時に、たばこはよくないとわかっているのに吸うことがあった。
- たばこによって、自分に健康問題が起きているとわかっていても、吸うことがあった。
- たばこによって、自分に精神的問題が起きているとわかっていても、吸うことがあった。
- 自分はたばこに依存していると感じることがあった。
- たばこが吸えないような仕事や付き合いを避けることが何度かあった。
5個以上該当する方は、ニコチン依存症です。
禁煙の方法
(1)自力で頑張る
ニコチン依存が低く、少しの後押しで禁煙できそうな方におすすめです。
- 喫煙本数が少ない方
- 保険診療による禁煙治療の条件に満たない方
- 忙しくて病院へ行けない方
たばこを吸いたくなる時 | 対処法の例 |
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起床時 | 顔を洗う |
食後 | すぐに歯磨きする |
会議中や会議の後 | 冷たい水を飲む、ガムをかむ |
コーヒーを飲むとき | 紅茶に変える |
イライラしたとき | 深呼吸やストレッチをする |
(2)禁煙サポートを受ける
こんな方におすすめです。
- 喫煙本数が多い
- 自分だけで禁煙できる自信がない
- 過去に禁煙して禁断症状が強く出た
禁煙外来
医療機関の禁煙外来では、飲み薬や貼り薬を使用した治療を受けることができます。
自力での禁煙に比べ、4~6倍成功率が高まります。
※現在、禁煙外来の主要な薬剤であるチャンピックス(飲み薬)が国内で流通しておらず、多くの医療機関が禁煙外来を休止しています。
医療機関 | 所在地 | 電話 |
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乙川さとうクリニック | 飯森町58-4 |
0568-89-8301 |
かじかわ内科・呼吸器内科クリニック | 清城町1-6-10 | 0569-89-7173 |
半田ファミリークリニック | 有脇町13-89-1 | 0569-47-6080 |
診療時間等の詳細は、HPやお電話にてご確認ください。
薬局
禁煙ガムや貼り薬を購入することができます。
禁煙サポート薬剤師が在籍する薬局では、薬剤師による禁煙相談やアドバイスを無料で受けることができます。
薬局 | 所在地 | 電話 |
---|---|---|
乙川調剤薬局 |
大池町4-7-1 |
0569-89-8871 |
リーフ調剤薬局 住吉店 | 宮路町151-34 | 0569-21-2266 |
青山つつじ薬局 | 青山5-1-5 | 0569-89-2220 |
禁煙相談を希望される方は、事前にお電話にてご連絡ください。
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このページに関するお問い合わせ
福祉部 健康課成人保健担当
電話番号:0569-84-0662 ファクス番号:0569-25-2062
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