更新日:2023年7月10日

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性の多様性について

性のあり方はグラデーションです

性のあり方とは、その人がもっている、いろいろな性を表す言葉です。性は4つの要素からなり、それぞれの組み合わせに決まりはありません。

  • からだの性(身体的性) :生まれたときの身体的な特徴によって割り当てられる生物学的な性。
  • 好きになる性(性的指向):恋愛感情や性的関心がどの性に向くか、または向かないかで決まる性。
  • 認識する性(性自認) :自分の性別をどのように思っているかという要素。「男性」「女性」「男性でも女性でもある」「男性でも女性でもない」など、様々です。
  • 表現する性(性表現) :服装やしぐさ、言葉遣いなどで表される性。

SOGI(ソジ)とは

「SOGI(ソジ)」とは、性のあり方の4つのうち、Sexual Orientaition(性的指向)とGender Identity(性自認)の頭文字を取った言葉です。これは、性的少数者(セクシュアルマイノリティ)に限らず、すべての人に当てはまる要素です。

LGBTQとは

「LGBTQ」とは、性的少数者(セクシュアルマイノリティ)を表す言葉の一つで、次の頭文字を組み合わせた言葉です。

  • Lesbian(レズビアン):女性を好きになる女性
  • Gay(ゲイ):男性を好きになる男性
  • Bisexual(バイセクシュアル):男性・女性の両方の性を好きになる人
  • Transgender(トランスジェンダー):からだの性と認識する性が一致しない人
  • Questioning(クエスチョニング):好きになる性や認識する性がわからない・決まっていない人

 

その他にも、

Xジェンダー:認識する性が男性にも女性にもあてはまらない人

シスジェンダー:からだの性と認識する性が一致する人

パンセクシュアル:相手の性にかかわりなく人を好きになる人

アセクシュアル:いずれの人にも性的関心を持たない人 など…

 

性のあり方は様々であり、決まったかたちはありません。

自分たちにできることからはじめてみよう

気を付けたいこと

差別的な表現

セクシュアルマイノリティを表す言葉の中には、差別的な意味を含み、当事者を嫌な気持ちにさせてしまうものがあります。

  • 使ってはいけない表現

 ホモ、オカマ、オネエ、ニューハーフ、レズ、バイなど

決めつけた発言
  • 「彼氏いるの?」「彼女いるの?」

 恋愛対象は異性だけとは限りません。「パートナー」「恋人」といった言葉を使いましょう。

  • 「男らしくない」「女らしくない」

 「○○らしさ」という言葉は、その人のやりたいことを妨げたり、将来の可能性を奪ったりする危険性があります。その人らしさを表すのに性別は関係ありません。一人ひとりの個性を理解し、尊重し合うことが大切です。

配慮のあるふるまいを心がけましょう

心ない言動は、当事者だけでなく、家族や友人など周りの人も傷つけてしまうことがあります。性のあり方について、配慮のあるふるまいを心がけましょう。

  • 差別的な言動を見かけたときには、「よくないよ」と声をかける。
  • 直接声をかけにくい場合は話題を変え、その場にいるかもしれない当事者を差別的言動から守る。

当事者から打ち明けられた(カミングアウトされた)ときは・・・

カミングアウトとは、自分の性的指向や性自認などを自分から打ち明けることです。とても勇気のいることで、信頼されている証でもあります。まずは話してくれたことに感謝を伝え、困っていることがあるかを聞いてみましょう。

アウティングに気を付けましょう

アウティングとは、本人の許可なくその人の性的指向や性自認などを公にすることで、本人を傷つけてしまう許されない行為です。カミングアウトをしてくれた方に、これまで打ち明けた範囲や、誰に伝えていいのか、伝えてはいけないのかを聞くことが大切です。また、カミングアウトすることを本人に強要してはいけません。

ALLY(アライ)になりましょう

セクシュアルマイノリティの当事者を理解し、支援する人たちのことを示す「ALLY(アライ)」という言葉があります。理解し、支援したいという気持ちがあれば誰でもALLYになれます。

自分のできることから行動しましょう
  • 性のあり方はグラデーションであることを知る。
  • 差別的な表現や決めつけた発言はしない。
  • 差別的言動に対して「よくないよ」と声をかける。

半田市の取り組み

半田市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度

半田市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度は、同性・異性を問わず、お互いを人生のパートナーとして、日常生活において協力し合うことを約束した二人がパートナーシップ関係にあることを市に宣誓し、市が証明する制度です。二人に未成年の子どもがいる場合には、子どもも含めて家族として、ファミリーシップ関係を宣誓することができます。

  • 生きづらさの解消につなげます
  • セクシュアルマイノリティの方々に加え事実婚も可能です
  • ファミリーシップ関係を証明します

詳しくは、下記リンクより「半田市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度について」をご覧ください。

半田市パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度について

相談機関のご案内

セクシュアルマイノリティの当事者だけでなく、家族、友人、同僚、知人、先生など、ご本人以外の方でも相談できます。ぜひ気軽にご利用ください。

  • レインボーホットライン(特定非営利活動法人 PROUD LIFE)

 電話番号:0120-51-9181

 電話相談:毎月第1月曜日 19時~22時

 LINE相談:毎週月曜日 19時~22時(受付21時まで)

  • よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包括サポートセンター)

 電話番号:0120-279-338

 24時間相談可能

  • 半田市人権相談(半田市役所 総務部総務課)

 電話番号:0569-84-0613

 日時:原則毎月第4月曜日 13時30分~16時

 場所:市民交流センター(クラシティ3階)相談室

リーフレット

leflet1半田市では、性の多様性・パートナーシップ制度啓発リーフレット「よく知ろう いろんな性のかたち」を作成しました。

下記からもダウンロードしてご覧いただけますので、性の多様性に関する理解を深める機会としてご活用いただければ幸いです。

性の多様性・パートナーシップ制度啓発リーフレット「よく知ろう いろんな性のかたち」(PDF:2,138KB)

よくある質問

お問い合わせ

企画部市民協働課

電話番号:0569-84-0609

ファックス番号:0569-84-0672

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