(令和4年度)市内の各小学校で上下水道出前講座を開催しました
上下水道出前講座
毎年、市内の小学校に上水道課と下水道課の職員が訪問し、児童の皆さんに向けて水道と下水道についての講座を行っています。この上下水道出前講座は、社会科の授業で水道と下水道について学習する小学4年生を対象としており、令和4年度は9校・計645名の児童の皆さんが受講しました。
令和3年度に市立半田小学校での講座の様子をご紹介します。こちらでは、69名の児童の皆さんに向けて水道と下水道についての説明や実験などを行いました。
講座の内容
水道と下水道の仕組み・災害時の対応や備えについての説明
私たちの暮らしを支える水道と下水道の役割や大切さを伝えるため、以下の内容についてお話ししました。
- 【水道】水源から半田市までどのように水が運ばれているのか、知多浄水場での浄水処理の仕組みなど
- 【下水道】家庭からの排水はどこに行くのか、汚水処理場(衣浦西部浄化センター)での汚水処理の仕組み、半田市の雨水対策の内容
(※写真:上水道課・下水道課の職員が講師となり説明)
また、児童の皆さんやそのご家族にお知らせしたい重要なこととして、災害時の対応や備えについても紹介しました。
- 【水道】大規模災害への備えとして、各家庭で1人1日3リットルの水(飲料水)が7日分必要であること
- 【水道】市内の小学校などに設置されている「応急給水栓」には、地震に強い水道管がつながっており、災害による断水後に早期に水道水が出ること
- 【下水道】市内の小学校などに設置されている「災害用トイレます」に専用のテントを設置することで、仮設トイレとして利用できるようになること
(※画像:説明で使用したスライド(応急給水栓と災害用トイレ))
水道と下水道に関する実験など(ろ過実験・微生物観察・管の詰まりの実験)
また、児童の皆さんが水道と下水道をより深く知るための企画として、ろ過機を使って水道の浄水処理を行う「ろ過実験」や「下水道管の詰まりの実験」、汚水処理で使われる微生物の観察を行いました。
「下水道管の詰まりの実験」では、ティッシュペーパーが水に溶けにくいため、下水道管に見立てたペットボトルの口を通らず詰まってしまう様子を観察してもらいました。ティッシュペーパーや油分が多いもの(料理用油やカップラーメンの残り汁など)を各家庭で排水として流すことが、下水道管の詰まりの原因となってしまうことをお知らせしました。
(※写真:いろいろな実験を職員と一緒に楽しく体験!)
出前講座を終えて
児童の皆さんは、ろ過実験で濁った水が透き通った綺麗な水に変化したり、顕微鏡で見た微生物が活発に動き回ったりする様子に驚くなど、とても楽しそうに講座を受けていました。また、職員の説明を熱心にノートに写し、疑問に感じたことを質問しており、水道と下水道の役割や仕組みを積極的に学んでいました。
上水道課・下水道課では、来年度以降も引き続き、児童の皆さんが水道と下水道を楽しく学びながら身近に感じられる講座を実施していきます。
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