半田市再犯防止推進計画

半田市再犯防止推進計画を策定しました

計画策定の目的

国内の刑法犯認知件数、検挙者数は、これまで共に大きく減少してきましたが、一方で刑法犯検挙者における再犯者数の割合は、ほぼ横這いで推移している状況となっています。検挙者の約5割が再犯者であり、近年、誰もが安心して暮らせるまちを築いていく上で再犯防止は、極めて重要な地域課題となっています。
国は、この様な状況から地方公共団体や民間協力者との緊密な連携の下、再犯防止対策を推進していくことが必要であるとし、平成28年には「再犯の防止等の推進に関する法律（以下、「再犯防止推進法」という。）」を制定、翌29年には「再犯防止推進計画」を策定しました。また、令和3年には愛知県も同法第8条第1項が定める「地方再犯防止推進計画」として「愛知県再犯防止推進計画」を策定しています。
半田市においても愛知県同様、地方公共団体の責務を果たすため「半田市再犯防止推進計画」を策定し、犯罪から立ち直ろうとする人を支援するための仕組みづくりに取り組み、市民の理解の下、これらの人を社会の構成員として受け入れる「誰一人取り残さない社会」を築いていくことで、誰もが安心して暮らせる「明るい社会」の実現を目指します。
 

計画期間

計画期間は、令和6年4月から令和11年3月までの5年間とします。
なお、本計画は、今後の社会情勢の変化や国・県の計画の見直し等を踏まえ、必要に応じて見直しを行います。

目指す姿

誰一人取り残さず、立ち直りを支援するまち

基本方針

1．関係機関との連携強化による切れ目のない支援の実施

2．安定した生活を送るための支援制度の活用促進

3．市民から活動の理解が得られる広報・啓発活動の推進

4．保護司などの民間協力者の活動しやすい環境づくりへの支援の実施

重点課題

1．就労・住居の支援　

2．保健医療・福祉サービスの利用促進　

3．子どもたちの非行防止・修学支援　

4．民間協力者の活動促進と市民への広報・啓発活動の推進　

5．関係機関等との連携