令和3年度当初予算

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1004252  更新日 令和5年12月25日

印刷大きな文字で印刷

内容

予算編成方針と重点施策

政府は、日本の経済について、新型コロナウイルス感染症の影響により、依然として厳しい状況にあるが、緊急経済対策や令和2年度補正予算の効果も相まって、個人消費が改善してきたこと等から、持ち直しの動きがみられるものの、経済の水準はコロナ前を下回った状態にとどまり、経済の回復はいまだ途上にあると判断しています。

また、先行きについては、感染拡大の防止策を講じつつ、社会経済活動のレベルを引き上げていくなかで、引き続き持ち直しの動きが続くことが期待されるが、感染症が内外経済を下振れさせるリスクや金融資本市場の変動等の影響を注視する必要があるとしています。

国・地方の債務残高がGDPの2倍を超えて膨らむ見込みであるなど、引き続き厳しい状況にある中で、「経済財政運営と改革の基本方針2020」に基づき、二度とデフレに戻ることがないよう、デフレ脱却と経済再生の道筋を確かなものとしつつ、歳出・歳入両面からの改革を推進するとしています。

これにより、令和2年度補正予算(第3号)に経済対策関係経費19兆1,761億円を計上し、また、令和3年度一般会計歳入歳出予算は、106兆6,097億円としています。

一方、本市におきましては、令和3年度一般会計当初予算として393億4,000万円を計上し、その予算額は前年度当初に比べ2億2,000万円、0.6%の減でほぼ同規模としています。

この予算編成に当たっては、新型コロナウイルス感染症の影響による税収の減が見込まれる中にあっても、半田市の経済を停滞させることなく、事業の継続性を確保し、住民サービスの向上に積極的にチャレンジしていくことを基本としたもので、この令和3年度予算を一言で言うなら「みんなで乗り越えよう!ふんばり予算」であります。

なお、税収の減収分の財源については、不測の事態のために積み立ててきた財政調整基金の取り崩しで対応することとしており、起債発行の抑制など財政の健全化にも配慮した予算としております。

施策の大綱(第7次半田市総合計画の5つの柱)

  • 学びあい育ちあう 自分らしさと夢を育むまち
  • 地球に配慮しながら成長する 都市の活力を育むまち
  • つながり助けあう 健康と笑顔を育むまち
  • 安心・安全で快適な生活 質の高い暮らしを育むまち
  • 互いを尊重し知恵と力を活かしあう 豊かさを育むまち

令和3年度予算の概要

予算の規模
会計 予算額 対前年度増減率
一般会計

393億4,000万円

-0.6%

特別会計(7会計)

225億8,268万5千円

6.7%

企業会計(3会計)

252億5,859万7千円

-6.9%

合計

871億8,128万2千円

-0.8%

主な歳入、歳出については次のとおりです。

歳入

  • 市税収入(210億378万4千円)は、前年度当初予算に比べ28億9,378万8千円、12.1%の減としています。新型コロナウイルス感染症の影響により、市民税では個人所得の減少により個人市民税が減となり、法人市民税においても減を見込み、対前年度比7億1,997万7千円、7.5%の減としています。また、固定資産税においても新型コロナウイルス感染症対策による減額措置のため、対前年度比19億5,338万6千円、17.3%の減としています。
  • 地方特例交付金(17億8,958万5千円)は、新型コロナウイルス感染症の影響による固定資産税等の減収を補てんする交付金として、新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金の皆増により、対前年度比16億4,204万9千円、1,113.0%の増としています。
  • 地方交付税(5億5,872万7千円)は、基準財政収入額に算定される市税収入を減少すると見込み、対前年度比3億3,225万3千円、146.7%の増としています。
  • 繰入金(8億3,103万5千円)は、市税収入の減による財源の不足を補うために、財政調整基金を7億7,593万5千円繰入することにより、対前年度比6億8,462万円、467.6%の増としています。
  • 市債(4億4,610千円)は、JR武豊線連続立体交差化事業における愛知県への負担金などや岩滑公民館改築工事の工事費の財源として4億4,610万円を借入れ、対前年度比1億980万円、32.6%の増としています。

歳出

  • 民生費(159億7,482万7千円)は、対前年度比1億8,321万8千円、1.2%の増で、これは民間保育所の建替に伴い補助金を交付することによる1億8,087万3千円の皆増、福祉サービスの利用者増などにより障がい者等自立支援給付費が4,713万6千円の増となることなどによるものです。
  • 衛生費(39億862万5千円)は、対前年度比5億9,778万6千円、13.3%の減で、これは前年度に手術支援ロボット「ダヴィンチ」導入などの設備投資が完了したことにより病院事業会計繰出金が2億2,827万1千円の減、バイオマス利活用支援に係る費用が2億836万円の減となることなどによるものです。
  • 土木費(65億2,026万5千円)は、対前年度比2億611万9千円、3.3%の増で、これは乙川中部土地区画整理事業において跨線橋設置工事が開始されることにより、乙川中部土地区画整理事業特別会計繰出金が対前年度比7億375万7千円の増、半田運河周辺の回遊性向上のために人道橋を設置することにより、8,581万1千円の増となることなどによるものです。
  • 教育費(52億4,696万8千円)では対前年度比1億7,657万円、3.5%の増で、これは乙川中学校の老朽化に伴う改築等の費用により対前年度比5億8,175万8千円の増、岩滑公民館の老朽化に伴う改築等の費用により対前年度比1億9,187万4千円の増となることなどによるものです。
  • 歳出予算を性質別に俯瞰すると、普通建設事業費が乙川東小学校増築事業や3種公認継続のために実施した半田運動公園の改修が終了したことなどにより7億5,970万2千円、19.2%の減となった一方で、繰出金が乙川中部土地区画整理事業の跨線橋工事やJR半田駅前土地区画整理事業の事業進捗に伴い11億1,558万円、38.9%の増となっています。

令和3年度予算書

一般会計

(予算説明書)

歳入
歳出
調書等

特別会計

企業会計

主要事業の概要

消費税引上げに係る地方消費税交付金の使途

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

総務部 財政課財政担当
電話番号:0569-84-0617 ファクス番号:0569-23-6061
総務部 財政課財政担当へのお問い合わせ