山車展示
岩滑新田平井組神明車
常設展示室2にて令和7年10月31日(金曜日)まで岩滑新田平井組の神明車を展示しています。
令和7年11月2日(日曜日)は解体の予定です。2階から解体の様子をご覧になれます。
ここではおうちにいながらでも半田市の山車の魅力をご覧いただけるよう、見どころをピックアップして紹介します。
ぜひ博物館にもご来館いただき、間近で見る本物の山車の迫力を体感してみてください。
神明車
建造:大正7年(1918年)
代表彫刻
壇箱:「神武天皇蝦夷征伐」
脇障子:「須佐之男命・稲田姫」
代表装飾
大幕:緋羅紗地に「玉取姫と龍」の刺繍
水引幕:濃緑羅紗地に鶴群舞の刺繍
人形
前棚人形:「三番叟」
おまつりの概要「岩滑新田祭礼【岩滑新田まつり】」
祭礼日
4月上中旬の土曜日・日曜日
祭礼場所
神明社
歴史
岩滑新田地区は半田市の北西に位置し、平井組神明車と奥組旭車の2輌があります。平井組に残されている文書「平井組山車永代記」等によると、両組とも大正初期には山車を所有していました。
半田市の中でも人口の少ない地区であり、昭和28年(1953)から昭和51年(1976)まで山車曳きは途絶えていましたが、祭礼への熱い想いから復活し、昭和54年(1979)に山車が市の有形民俗文化財に指定されました。
内容・見どころ
山車による町内曳き廻し、三番叟、神子舞奉納、宵宮などが行われます。新美南吉童話の舞台となったのどかな田園風景の中を山車が曳き廻される様は、ゆったりとした時代の流れを感じさせます。
山車2輌は、地元半田の著名な彫刻師である新美常次郎(初代彫常)による精緻な彫刻や金銀の刺繍幕で飾られています。また、山車2輌ともに前棚人形が搭載されており、三番叟を奉納します。
今後の山車展示予定
展示時期 |
山車名 |
---|---|
令和7年11月上旬頃 | 岩滑新田奥組旭車 |
令和8年4月上旬頃 | 乙川西山神楽車 |
令和8年7月中旬頃 | 下半田北組唐子車 |
現時点での予定ですので参考程度に利用してください。
展示予定は変更される可能性がありますので転載はご遠慮ください。
天候等により展示開始時期は変更される場合がありますのでご了承ください。
都合により展示の順番等が変更される場合がありますのでご了承ください。
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会教育部 半田市立博物館(博物館)
半田市桐ヶ丘4-209-1
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