平成29年度当初予算

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ページ番号1004272  更新日 令和5年12月25日

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内容

予算編成方針と重点施策

政府は、雇用・所得環境の改善が続くなか、海外経済、金融資本市場に留意する必要はあるものの、景気は緩やかに回復していくことが期待されるとしています。また「経済再生なくして財政健全化なし」を基本とし、地方創生、国土強靭化、女性の活躍も含め、あらゆる政策を総動員することで、デフレ脱却を確実なものとし、少子高齢化という構造問題に立ち向かうとしています。平成28年度補正予算においても子育て支援、介護の環境整備で誰もが生きがいを持って生活を送ることができる一億総活躍社会の実現、熊本地震をはじめ災害からの復興や防災対応の強化に取り組んできましたが、平成29年度一般会計においても過去最大となる97兆4,500億円余りの当初予算を編成し、その取り組みを加速することとしています。
本市においても、こうした国の経済情勢や予算動向を踏まえ、社会体育施設の天井改修事業を前倒しするなど国の防災対応強化関連予算を計上するとともに、平成29年度一般会計当初予算といたしまして365億3,000万円を計上し、その予算額は前年度当初に比べ1億円、0.3%の減と、ほぼ同規模としています。
この予算編成に当たっては、「第6次半田市総合計画」の基本構想に沿って本市の普遍的都市像である「健康で明るく豊かなまちづくり」に向け市民の皆様の多様な要望や懸案事項に対応するとともに、財政の健全化を推進することを基本といたしました。

施策の大綱(第6次半田市総合計画の6つの柱)

  • 協働によりともに高め合うまち
  • 子育てと暮らしを地域で支え合うまち
  • にぎわいの創出と良好な環境が両立するまち
  • 安全で快適に住み続けられるまち
  • 育ち合い共生を進めるまち
  • 自立した地域経営のまち

平成29年度予算の概要

予算の規模
会計 予算額 対前年度増減率
一般会計

365億3,000万円

-0.3%

特別会計(10会計)

230億4,950万円

1.8%

企業会計(3会計)

234億3,007万7千円

-1.7%

合計

830億957万7千円

-0.1%

一般会計の予算額は365億3,000万円で、平成26年度、平成28年度予算に次いで過去三番目の規模となっています。

主な歳入、歳出については次のとおりです。

歳入

  • 市税収入(225億9,103万9千円)は、前年度当初予算に比べ5億7,446万4千円(2.6%)の増としています。このうち、市民税では回復基調が続く景気を反映し個人所得が増え対前年度比9,802万2千円(1.0%)の増となっており、固定資産税でも企業の設備投資や家屋の新増築により、4億1,617万3千円(4.3%)の増となっています。
  • 自動車取得税交付金(1億6,100万円)は、エコカー減税の基準見直しにより対象車種が減となったことから税収が増え、対前年度比4,700万円(41.2%)の増としています。
  • 地方交付税(5億5,853万1千円)は、対前年度比2億1,623万9千円(27.9%)の減となっていますが、基準財政収入額に算定される市税収入が増加したことによります。
  • 繰入金(6,425万6千円)は、土地開発基金繰入金2億3,000万円の減により、対前年度比1億8,171万3千円(73.9%)の減となっています。
  • 市債(3億290万円)は、JR武豊線連続立体交差化事業において高架側道整備に係る用地取得、建物補償などに対する借入れの計上であり、対前年度比9,760万円(24.4)%の減としています。
  • なお、歳入全体に占める市税等の自主財源比率は69.5%で、対前年度比0.7ポイントの増加となっています。

歳出

  • 総務費(33億3,247万6千円)は、対前年度比3億709万4千円(10.2%)の増となっていますが、これは平成31年度運用開始予定の第3次情報システムの設計・構築費用3億2,500万円の新規計上などによるものです。
  • 農林水産業費(1億9,912万5千円)は、対前年度比2,887万8千(12.7%)の減で、これは畜産環境対策推進事業で、畜産農家の施設整備に対する補助金4,374万円が減となったことによるものです。
  • 消防費(12億6,715万2千円)は、対前年度比6,393万4千円(5.3%)の増で、これは消防団車庫建替事業2,973万1千円の新規計上及び知多中部広域事務組合消防事務負担金3,832万2千円の増などによるものです。
  • 教育費(38億6,776万4千円)は、半田福祉ふれあいプールの天井改修工事及び小中学校のトイレ洋式化事業の新規計上はありますが、小学校体育館天井等改修事業、中学校柔剣道場天井等改修事業及び福祉文化会館施設等改修事業で大ホールの天井改修部分が終了したことにより4億8,057万5千円(11.1)%の減となっています。
  • 公債費(22億9,392万6千円)は、平成8年度に借り入れた半田運動公園整備、温水プール建設に係る市債の償還が終了したことなどにより、1億2,434万9千円(5.1%)の減となっています。
  • 歳出予算を性質別に俯瞰すると、普通建設事業費が、小学校体育館や中学校柔剣道場の天井等改修が終了したことなどにより2億6,933万1千円(7.1%)の減となった一方で、物件費は第3次情報システム最適化事業の設計・構築開始などにより3億3,532万4千円(6.0%)の増、繰出金はJR半田駅前土地区画整理事業の特別会計化及び乙川中部土地区画整理事業特別会計で、交付税措置の無い起債発行を抑制したことなどで2億513万円(8.3%)の増となっています。

平成29年度予算書

一般会計

(予算説明書)

歳入
歳出
調書等

特別会計

企業会計

主要事業の概要

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