令和7年度市長施政方針

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ページ番号1009089  更新日 令和7年2月20日

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「令和7年第2回半田市議会定例会」において示した「令和7年度市長施政方針」について全文をご紹介します。

1.はじめに

令和7年第2回半田市議会定例会の開会にあたり、施政の方針について申し上げます。市民の皆様並びに議員各位の深いご理解と、市政への格段のご協力を賜りたいと存じます。

はじめに、昨年8月、宮崎県日向灘を震源とする地震で発表された「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」は、私たちに、南海トラフ地震が日々の生活に直結する現実の脅威として、いつ発生してもおかしくないことを、改めて強く認識させるものでした。

本市では、脅威への備えとして、市民の皆様と共に、防災・減災対策の強化に取り組んでいます。

昨年9月に供用を開始した学校給食センターは、災害時においては炊き出し対応が可能な施設です。

また、今年4月に開院する知多半島総合医療センターは、災害時の迅速な医療対応を担う災害拠点病院として、地域全体の安全と暮らしを支える重要な役割を果たします。現在、この新病院の東側では、大規模災害も想定した中央防災倉庫やヘリポートを備える防災広場も建設中です。

令和7年度は、能登半島地震の被災地支援の経験から、罹災証明のための被害認定を迅速化する新たなシステムも整備していきます。

様々な防災・減災対策は、次世代に安心と安全を引き継ぐための礎です。

日頃の備えこそが、災害に強く、誰もが安心して暮らせる持続可能なまちの基盤になるものと考えています。

こうした安心安全な基盤整備に加え、本市の持続可能な発展の鍵を握るのが、中心市街地の活性化です。

多くの市民、事業者の皆様の参加により、地域経済や市民交流の拠点である中心市街地の再構築や、まちの魅力、価値を発信していくための取組が進められていることに、市長として大変心強く感じています。

人口減少の時代においても「住み続けたい」と思える半田市を実現し、中心市街地の活性化を通じて、その魅力を持続的に高めていきます。

また、私は、本市の歴史文化、伝統や産業が調和しながら、まちの価値を高めていくことも非常に重要であると考えています。

近年、「発酵食文化」が世界的に注目されています。酒、酢、味噌、たまりなど、江戸時代から続く伝統と地域の暮らしに根付いた発酵・醸造資源を有する本市にとっては、追い風になるものであり、大きなチャンスと捉えています。

本年5月から7月には、展覧会や物販、体験コンテンツを通じて、愛知・岐阜・三重の発酵食文化の魅力を広く発信するイベント「発酵ツーリズム東海」が開催されますが、このイベントのメイン会場の一つを半田運河エリアに誘致できたことは、大きな成果です。

本市は、共催者としてブランディングや誘客プロモーション、来訪者のおもてなしや半田赤レンガ建物及び亀崎エリアへの回遊などの事業を展開し、大いに盛り上げていきます。

また、本市の「発酵食文化」の持つポテンシャルや「発酵ツーリズム東海」の開催は、中部国際空港や名古屋鉄道、JR東海などの旅客関係事業者や、半田市も中核的に参画する「愛知『発酵食文化』振興協議会」からも、大きな評価と期待をされています。

これら発信力のある事業者や団体との連携を強化し、広域的な誘客キャンペーンと国内外向けのプロモーションを協働することで、本市の「発酵食文化」のブランド力と認知度の向上を図り、発酵食文化の先進都市としての地位を確固たるものにしていきたいと考えています。

一方、地域の歴史文化や伝統を継承し、まちの未来を支える「ひとづくり」の重要な基盤は教育です。

社会が急速に変化する中、未来を担う子どもたちの、「自らの価値観で主体的に物事を判断していく力」を育むことは、自らの道を切り拓き、地域の発展に貢献できる人材育成につながります。

本市では、子どもたちが自分自身の幸せを考え、実現する力を育む「幸せになるための教育」の理念を半田市教育大綱に位置づけており、各小中学校が主体的な取組を実践しています。引き続き、すべての子どもが可能性を広げられるような教育環境を築いていきます。

また、働きながら安心して子育てができる環境を整えることは、子育て世代が、まちを選ぶ理由となり、地域の活力を維持する基盤になります。

このため、令和6年度から将来の人口減少問題を見据え、「はたらく親を応援するまち」をテーマとして掲げ、子育て支援を始めとする施策の充実や選択肢の拡充にチャレンジしてきました。

引き続き、これらの取組を進め、次世代を担う子どもたちが、自らの夢に向かって成長できる環境を整え、市民が幸せと暮らしやすさを実感できる持続可能なまちづくりを進めます。

私は、様々な課題にチャレンジし、変革を生み出していくためには、お互いの考えを知り、理解を深めながら連携・協働していくことが大切だと感じています。

令和7年度は、改めてこうした思いを胸に、市民の皆様と共に、新たな未来を切り拓く一年にしたいと考えています。

安心と未来への希望、そして市民一人ひとりに幸せが広がる半田市の実現に向け、全力で市政運営に取り組みます。

2.新年度予算概要

それでは、令和7年度の予算の概要について申し上げます。

国による令和7年度の経済見通しは、「実質GDP成長率は1.2%程度と予測され、総合経済対策が下支えとなって、賃金上昇が物価上昇を上回り、個人消費が増加すると共に、企業の設備投資も堅調な動きが継続するなど、引き続き、民間需要主導の経済成長が期待されるが、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある」としています。

こうした中、国の令和7年度予算は、「足元の物価高、賃金や調達価格の上昇に対応しつつ、デフレを脱却し、新たなステージとなる「賃上げと投資が牽引する成長型経済」への移行を実現することを目指して、物価上昇を上回る賃金上昇の普及・定着、地方創生、防災・減災、充実した少子化・こども政策の着実な実施など、重要政策課題に必要な予算措置を講ずる」としています。

このような状況において、本市の令和7年度当初予算は、第7次総合計画の将来都市像「チャレンジあふれる都市・はんだ」に基づき、「住み続けたいまち」として選ばれるために、「はたらく親を応援するまち」の実現に向けた予算編成を行っています。引き続き、働きながら子育てをする保護者の皆様への支援に力を入れていくことで、人口減少の課題に対してチャレンジします。

令和7年度当初予算は、扶助費の増加や物価高騰等の影響を受け、過去最大規模の490億8,000万円、対前年度比2億9,000万円、0.6%増としています。

特別会計では、予算総額は、243億369万3千円で、前年度当初に比べて、6.3%増であり、これは、乙川中部土地区画整理事業において区画整理工事が完了に向かうことなどによる減額がありますが、主に地方独立行政法人知多半島総合医療機構における病院事業債の管理特別会計を設置したことによる増額となります。

企業会計では、主に地方独立行政法人化に伴う半田病院事業会計の廃止により、企業会計の支出予算総額は、90億95万円で、前年度当初と比べて、81.4%減となります。

半田市全会計の予算総額としては、823億8,464万3千円で、前年度比31.4%の減となります。今後も健全で持続可能な財政運営を行います。

3.市民と共に挑む新たなチャレンジについて

それでは、令和7年度の市政運営上の課題と方針のなかで、現在、私が重点的に進めております3つの項目に従って、私が市民の皆様のご理解とご協力をいただきながら、チャレンジしていく内容について申し上げます。

はたらく親を応援するまち

1点目は、将来の人口減少に対応し、選ばれるまちへの変革に挑む「はたらく親を応援するまち」の推進です。

令和6年度から取組の幕開けを表明した「はたらく親を応援するまち」は、人口減少社会において必要なサービスを維持し、「選ばれるまち」になるための変革に挑んでいく、本市独自のテーマです。

これは、働き盛りの世代が、子育てと仕事を両立できるような環境整備を進めていくものであり、教育や子育ての支援に限らず、就労・職場環境の整備などの視点も含んだチャレンジです。

私自身、仕事と子育ての両立がいかに大変で、また、大切なことであるかを実感しており、家で子どもと向き合う時間を持てることで、子育てが楽しく、充実したものになってほしいと願っています。

子育てに奮闘する働き盛りの世代として、多角的な視点で「はたらく親を応援するまち」の実現に向け、力強く歩みを進めます。

私は、働きながら子育てをする保護者の皆様が、日々の生活の中で、負担の軽減や不安の解消、選択肢の拡充を実感できるよう、まずは、令和6年度に多子世帯の2子目以降の保育料無償化、子育て支援センターの一時預かりの拡充、公立保育園でのお昼寝布団や食事用エプロンの用意などを進めてきました。

令和7年度は、子どもの医療費に関して、中高生の通院にかかる自己負担の全額助成を開始し、18歳に到達する年度末までは、県内医療機関での受診は自己負担が発生しないようにすることを始め、地区路線A及びBのバス料金を高校生まで無料にして、子どもたちの学習塾や習い事などへのアクセスを支えます。

また、新たな学校給食センターは、食育に力を入れると共にアレルギー対応を強化し、安心して給食を楽しめる体制を整えており、令和7年度からは、幼稚園での給食を開始すると共に、小中学校の終業式の日にも給食を提供することで、はたらく親の負担軽減に寄与していきます。

子育てにおいては、保育環境の選択肢が多いことも、保護者にとっては大きな安心材料になるものです。

令和7年度は、小規模保育事業所の新設、高根保育園の民営化、(仮称)成岩こども園の建設推進など、多様な保育ニーズに対応できるよう取組を進めます。

また、DXの推進による負担軽減も進めます。

保育園の入園申込は、入園決定までの時間がかかることから、職場復帰のための家庭と仕事の調整が行いにくい、とお聞きします。このため、AIを活用して入園選考事務の短縮を図り、安心して入園準備を進められる環境を整えていきます。

母子保健のデジタル化も進め、新しい母子健康手帳アプリを導入します。病院等で当日、手書きで記入している問診票などをスマートフォンで隙間時間に入力することができるため、その分、保護者は便利になります。次回接種の予定も通知されるため、接種忘れも防ぐことができ、スケジュールを管理する負担も軽減されます。

さらに、子どもたちが安心して過ごせたり、成長の機会が得られたりするような居場所づくりも進めます。

横川小学校や亀崎小学校では、児童たちが、放課後も学校の中で安心して過ごすことのできる居場所の開設に向け、整備を進めています。

また、本市の公立保育園や公立幼稚園、小中学校には、防犯カメラの設置を進め、子どもたちが安心安全な環境で生活を送ることができるよう努めます。

地域全体で子育てを支えるためには、働く場の確保も重要です。

石塚地区工業団地を整備し、企業誘致を進めることで、働き盛りの世代が安心して暮らし続けられる環境を整えます。

私は、市民の皆様と共に歩み、築き上げていく半田市こそが、私たちが目指す持続可能なまちの姿であると信じています。

市民、事業者、行政のオール半田で「はたらく親を応援するまち」に取り組んでいきます。

中心市街地の活性化

2点目は、民と公の連携で魅力と活力の創出に挑む「中心市街地の活性化」の推進です。

名鉄知多半田駅から半田運河に至る中心市街地は、現在JR武豊線の鉄道高架、JR半田駅前の土地区画整理が進められ、まちの姿にも変化が生じ、新たなまちの景色が少しずつ実感できるようになりました。

中心市街地の活性化は、エリアの価値を高めて、活発な民間投資が促進されるよう、地域の可能性を引き出し、魅力と活力を創出していくことであり、まさに持続可能な都市経営の仕組みづくりであると考えています。

現在策定中の『半田市中心市街地活性化基本計画』では、目指すまちの姿に「はんだに暮らしたくなる、関わりたくなる、働きたくなる、知多半島の中心市街地」を掲げ、地域のステークホルダー等で構成する中心市街地活性化協議会と共に、民と公が連携して、中心市街地の活性化を推進していくこととしています。

これまで、中心市街地活性化市長特任顧問のもと、多くのワークショップやセミナー、地域との意見交換を重ね、「他人事ではなく自分事」として、市民や事業者が主体的にまちづくりに関わりたくなる、そのような機運を醸成してきました。

「コココリン」や「_unga」(スペース運河)などの拠点がオープンしたことによって、顔の見える関係づくりが進んでおり、持続可能なまちづくりに大切な「人の力」が生み出されるという成果を上げています。

自主的な民間の活動も起きているなど、期待以上の熱意と盛り上がりに、私自身、半田の市民力の高さを改めて実感し、大変頼もしく感じています。

コココリンは、コワーキングスペース、レンタルオフィス、カフェを備え、中心市街地の活性化と共に、市民、事業者、学生などの交流・連携・ネットワークの形成、起業・創業の促進を図ることで、新しい価値を創造していくための施設です。

昨年11月のオープン以降、幅広く情報発信を行うと共に、起業・創業を支援するプログラムを実施し、知多半島全域からプレイヤーが集まる交流拠点として、新たな地域産業人材の育成に向けた取組を推進しています。

中心市街地において、公共空間を利活用していくことは、中心市街地に訪れる目的づくりとなり、活性化につながるものです。

令和7年度は、知多半田駅東ロータリーの改修、おおまた公園の利活用実験、JR半田駅前広場の整備、半田運河エリアでの実証実験など、エリアの魅力を高めるための新たな施策に取り組みます。

また、古民家再生活用調査を通じて、歴史的な建物を活かしながら現代的な用途を持たせることで、地域の魅力を一層高める取組も進めます。

私は、中心市街地が、賑わいと活気、そして笑顔があふれる暮らしの舞台となり、多世代が集まり交流することで、思いがけない出会いやアイデアが生まれ、それが未来を紡いでいく原動力になると期待しています。

特に、若い世代の皆様が「半田で学びたい、働きたい」「スキルアップして半田に戻ってきたい」と思ってもらえるような場所であることを目指しています。

こうした取組を通じて、本市の歴史文化と地域資源を活かした、新たな価値を創造するまちづくりを進めます。

中心市街地は、さらなる可能性を秘めた、本市を象徴する「まちの顔」であり、地域経済の活性化や観光振興、そして新たな文化や産業の創出を支える基盤として、重要な役割を果たしていきます。

行政だけでは成し遂げられないこのチャレンジに、私も全力で取り組み、市民の皆様と共に、次の世代に受け継がれる持続可能なまちづくりの礎となるよう未来を切り拓きます。

産業人材確保と6次産業化農業者支援プロジェクト

3点目は、事業者の元気とまちの元気が創り出す好循環で、地域産業発展の可能性を拓くことに挑む「産業人材確保と6次産業化農業者支援プロジェクト」の推進です。

地域産業の発展の可能性を引き出していくために、産業人材の確保と、本市の農業の強みを活かした6次産業化の推進に取り組み、事業者の元気をまちの元気につなげ、地域経済の発展を支える好循環を目指しています。

令和7年度は、「はんだオープンファクトリー」を継続し、市内の多種多様な企業や事業所が工場や現場を公開することで、若者や市民に事業者のものづくりへの考え方や想いを体感していただく機会を提供します。

令和6年度には28社、約2,700人の参加があり、大きな手応えを感じています。今後、さらに参加企業の拡大を目指します。

また、市内高校での「地元企業PR事業」により、地元企業が生徒たちと直接話をする機会を設けて、地元で働くことを一つの選択肢と捉えられるよう支援します。

これらの取組は、若者と地元企業をつなぐだけでなく、企業が地域社会と深く結びつき、社員の職場への誇りや愛着の醸成にもつながります。

6次産業化農業者支援プロジェクトは、農家の価値を高め、半田を起点に知多半島が農と食を通じて活性化することを目指しています。

6次産業化農業者支援プロジェクトリーダーのもと、これまで、農家や市民が交流する「〇〇と語り合う会」やマルシェの開催、ECサイトを活用した販路拡大を支援し、農家同士や他産業とのつながりをつくるとともに、農家の個の力の向上を図ってきました。

取組の中で生まれた農業コミュニティ「にこもぐ」は、農家の主体的な活動につながり、協力してイベントへ参加するなど、プロジェクトの成果が現れています。

私は、市民や観光客が、気軽に半田の地で魅力あふれる農産物や名産品などを購入でき、本市の農業の魅力を発信できる場が必要と考えます。

このため、これまでの取組をさらに発展しつつ、令和7年度の新たなチャレンジとして、6次産業化の拠点となる「道の駅整備」に向けた調査を行います。

地元企業や農家が持つポテンシャルを最大限に引き出し、地域全体の成長の実現を目指します。

4.主な大型プロジェクト等について

続きまして、現在、本市で進めている事業のうち、本市全体の成長と発展を支える大型プロジェクト及び公共施設整備の主な事業を申し上げます。

まず、本市の東西交通の円滑化と都市の一体化は、半田のまちの未来を左右する重要な課題です。

交通の利便性向上と安全で快適な都市空間の実現に向けて、JR武豊線の半田駅付近連続立体交差化事業は、令和12年度の完了を目指し、愛知県やJR東海と連携しながら、早期完了に向け進捗を図ります。

並行して実施しているJR半田駅前の土地区画整理事業では、御幸通りなどにおいて、良好な景観形成と安心安全な歩行空間の確保に向けた無電柱化工事を着実に進めます。

また、私は、交通分断の解消と東西交流を促進するため、大きな変革を成し遂げるチャレンジとして、JR武豊線の高架に続き、名鉄河和線の高架化に向けて動き出す決断をしました。

このプロジェクトは、市民の皆様の暮らしの質を飛躍的に向上させるものであり、半田市の未来を見据えた大きな一歩です。

実現に向けて関係機関と協議を行っていきます。

市東部の乙川中部地区では、土地区画整理事業により整備を進めてきました環状線について、本年度末に供用を開始します。令和7年度からは、区域内全線の開通により、渋滞の緩和が期待されるとともに、臨海部工業団地へのアクセス向上も図ることができます。

市北部の石塚地区では、雇用機会の創出と将来に渡って安定した税収確保を図るため、工業団地の整備を進めています。

令和7年度は、愛知県企業庁において詳細設計が開始され、本市はアクセス道路改良や上水道整備など、基盤整備に着手します。

また、地域の交通アクセス向上のため、石塚地区から大矢知地区周辺を南北方向に結ぶ都市計画道路の整備を進めます。

災害時における迅速な対応力の強化を図るため、令和12年度の完成を目指し、半田消防署建設を進めます。令和7年度は、移転先の用地交渉や基本設計を進めます。また、新たに建設される防災広場と中央防災倉庫により、大規模災害への備えを強化し、市全域の防災力を高めます。

スポーツを通じた市民の健康増進と地域交流の中核を担う新総合体育館の建設は、令和7年度に基本計画を策定し、地域の賑わいの創出や、すべての市民が健康で安心して暮らせるまちづくりに寄与する施設としての整備を進めます。

5.結びに

結びに、現在、半田市は、これまで積み重ねてきた挑戦の一つひとつが確かな成果となり、未来への道を力強く切り拓いているところです。

私は、市民の皆様の声に耳を傾け、知恵と力を合わせ、柔軟に、かつ着実に未来へ進む決断を重ねます。

そこには、市民一人ひとりの思いが集まり、半田市の未来を形づくる原石がいくつも生まれてくると確信しています。

まちづくりは、例えるなら、異なる素材が重なり合い、美しく強固な構造が生まれるように、市民の皆様と共に夢や理想を積み上げ、磨き上げていくものです。

私は、私たちのまちの未来を輝かせていくため、市民の皆様一人ひとりが、主役として関わることで、幸せを実感できるような日々の暮らしが続いていく、私たちが「選ぶまち」、そして「選ばれるまち」を創り上げていきます。

半田市のさらなる発展と未来の実現に向けて、全身全霊で市政運営に臨みます。市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

以上で令和7年度の施政方針といたします。

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