半田市モーターボート競走事業
モーターボート競走(ボートレース)について
ボートレースは観客が一目でわかるように色分けされた6艇(1号艇=白、2号艇=黒、3号艇=赤、4号艇=青、5号艇=黄、6号艇=緑)のボートでゴールを競う競技です。レースは1周600メートルの水面を3周して入着順位を決め、各ボートレース場で1日に1レースから12レースまで計12回のレースが行われます。
なお、半田市主催のレースが行われる常滑ボートレース場の開催情報やボートレースの詳細、選手募集情報などは以下のホームページ(いずれも外部サイト)をご覧ください。
常滑ボートレース場ホームページ
ボートレースオフィシャルホームページ
ボートレーサー養成所ホームページ(選手募集情報)
半田市におけるボートレース事業の概要
半田市では、常滑ボートレース場において本市主催レース(月に2日間、年間24日間)を開催しています。
令和5年度のボートレースの事業収入は7,324千円ありました。
この事業収入は、子育て支援に関する事業の財源としています。
このように、ボートレース事業の施行は本市にとって欠くことのできない重要な収益事業であり、今後も常滑市と同様、健全娯楽としてボートレース事業の充実と競技運営に一層の努力をしていきます。
市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
半田市におけるボートレース事業の歴史
「モーターボート競走法」が成立したの昭和26年当時は地方自治体の財政事情は極めて悪く、半田市もその例外ではありませんでした。
戦後の復興、学制改革による学校施設の整備、自治体警察の発足など市の財政は窮乏状態に陥っていきました。このような中、財源確保のため、衣浦湾に面し自然条件に恵まれた本市は、ボートレース事業開催に向けて熱意を傾け、昭和28年1月10日付で施行者指定を受けることができました。そして、同年4月4日には、半田ボートレース場において県下初のモーターボートレースを開催するに至りました。
苦しい財政状態(特に昭和31年~34年度は赤字再建団体)にあった本市にとってボートレース事業の収益金は貴重な財源となり、立ち遅れていた公共施設の整備にも大きく貢献したことは言うまでもありませんが、ボートレース場は市民の健全な娯楽の場としてもしっかりと根をおろしていきました。
ところが、本市のボートレース事業にとって決定的な打撃となったのが、事業開始より6年半後の昭和34年9月の伊勢湾台風でした。ボートレース場の施設、器具、書類等はことごとく破壊流失し、再起は不能となり、昭和39年まで休止状態が続きました。そして同年3月31日ついにボートレース場は、伊勢湾台風によりボートレース場施設の全部を流失したこと、ボートレース場の所在地が半田港の港口にあり、衣浦港造成を阻害することとなったことにより廃止となりました。
その後、同年7月23日、隣接の常滑市の温かい協力があって、常滑市のボートレース場を借用しての半田市主催レース(月に2日間、年間24日間)が再開されました。
半田ボートレース場での開催の様子
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