平成30年度当初予算

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ページ番号1004267  更新日 令和5年12月25日

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内容

予算編成方針と重点施策

政府は、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響に留意する必要はあるものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、景気は緩やかな回復が続くことが期待されるとしています。また、「経済再生なくして財政健全化なし」を基本とし、あらゆる政策を総動員することで、デフレ脱却を確実なものとしていくとともに、人づくり革命と生産性革命を車の両輪として、少子高齢化という最大の壁に立ち向かうとしています。平成29年度補正予算においても「子育て安心プラン」の前倒しのための保育の受け皿整備や、ものづくり・商業・サービス経営力向上支援などを強化しており、平成30年度一般会計においても過去最大となる97兆7,100億円余りの当初予算を編成し、その取り組みを加速することとしています。

こうした国の経済情勢や予算動向のなか、本市におきましても、放課後児童クラブ未設置学区への施設設置をするなど子育て環境の整備・充実のための補正予算を計上しております。また、平成30年度一般会計当初予算として363億4,000万円を計上し、その予算額は前年度当初に比べ1億9,000万円、0.5%の微減としています。

この予算編成に当たっては、「第6次半田市総合計画」の基本構想に沿って本市の普遍的都市像である「健康で明るく豊かなまちづくり」に向け市民の皆様の要望や懸案事項に対応する中、特に「防災・減災」、「教育・子育て」、「観光振興」の分野に重点を置いた予算としています。一方で起債発行の抑制や老朽化した公共施設更新に備えた基金への積立てなど、財政の健全化にも努めています。

施策の大綱(第6次半田市総合計画の6つの柱)

  • 協働によりともに高め合うまち
  • 子育てと暮らしを地域で支え合うまち
  • にぎわいの創出と良好な環境が両立するまち
  • 安全で快適に住み続けられるまち
  • 育ち合い共生を進めるまち
  • 自立した地域経営のまち

平成30年度予算の概要

予算の規模
会計 予算額 対前年度増減率
一般会計

363億4,000万円

-0.5%

特別会計(10会計)

214億7,309万6千円

-6.8%

企業会計(3会計)

229億8,555万3千円

-1.9%

合計

807億9,864万9千円

-2.7%

一般会計の予算額は363億4,000万円で、平成26年度、28年度、29年度予算に次いで過去四番目の規模となっています。

主な歳入、歳出については次のとおりです。

歳入

  • 市税収入(227億157万5千円)は、前年度当初予算に比べ1億1,053万6千円(0.5%)の増としています。このうち、市民税では回復基調が続く景気を反映し個人市民税が増となるものの、法人市民税では平成29年度の納付実績から減を見込み、対前年度比7,630万3千円(0.8%)の減としています。一方、固定資産税では企業の設備投資の増により2億7,472万7千円(2.7%)の増としています。
  • 地方交付税(1億9,426万9千円)は、基準財政収入額に算定される市税収入が増加することに加え、過年度算入額の修正などにより、対前年度比3億6,426万2千円(65.2%)の減としています。
  • 国庫支出金(46億8,179万2千円)は、雁宿公園再整備工事の終了などにより、対前年度比1億5,150万3千円(3.1%)の減としています。
  • 繰入金(2,094万5千円)は、公共施設整備基金及び財政調整基金からの繰入金の減により、対前年度比4,331万1千円(67.4%)の減となっています。
  • 市債(4億1,670万円)は、JR武豊線連続立体交差化事業において高架側道整備に係る用地取得、建物補償などに対する借入れを計上し、対前年度比1億1,380万円(37.6%)の増としています。
  • なお、歳入全体に占める市税等の自主財源比率は70.2%で、対前年度比0.5ポイントの増加となっています。

歳出

  • 総務費(36億2,067万3千円)は、対前年度比2億8,819万7千円(8.6%)の増となっていますが、これは職員退職者数の増による手当8,699万9千円の増、新たなバス路線の運行開始に伴う費用3,783万9千円の新規計上などによるものです。
  • 商工費(7億1,863万2千円)は、対前年度比1億1,203万9千円(13.5%)の減で、これは第八回はんだ山車まつり開催費補助金1億円の減などによるものです。
  • 土木費(60億9,279万6千円)は、対前年度比4億5,872万6千円(7.0%)の減で、これは雁宿公園再整備事業が終了したことにより3億8,213万9千円の減となったことなどによるものです。
  • 教育費(40億639万4千円)は、福祉文化会館及び新美南吉記念館において空調設備更新工事等を新規計上したことにより1億3,863万円(3.6%)の増となっています。
  • 公債費(21億907万6千円)は平成9年度に借り入れた半田運動公園整備や温水プール建設に係る市債の償還が終了したことなどにより、1億8,485万円(8.1%)の減となっています。
  • 歳出予算を性質別に俯瞰すると、普通建設事業費が雁宿公園再整備工事、青山記念武道館及び半田市体育館天井等改修の終了などにより5億7,483万8千円、16.2%の減となった一方で、物件費が統合GISの導入及び新たなバス路線の運行開始などにより1億9,160万1千円(3.3%)の増、繰出金が乙川中部土地区画整理事業特別会計における跨線橋工事の開始などにより1億8,557万2千円(6.9%)の増となっています。

平成30年度予算書

一般会計

(予算説明書)

歳入
歳出
調書等

特別会計

企業会計

主要事業の概要

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