ため池について

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ページ番号1003603  更新日 令和6年2月8日

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半田市には、79か所のため池があります。

写真:ため池

半田市のため池貯水量ベスト3
名称 貯水量(千トン) 受益面積(ヘクタール)
七本木池(しちほんぎいけ)

313.6

29.2

上池(かみいけ)

101.0

46.0

折戸池(おりどいけ)

101.0

16.2

知多半島は大きな河川がなく、むかしから雨水を農業用水として利用するために多くのため池が作られ、現在では知多半島で大小あわせて約1,400か所あるといわれています。

昭和36年に愛知用水が完成し、木曽川の水を農業用水として利用できるようになりましたが、多くのため池には愛知用水の水が入るようになっており、今なお重要な役割を果たしています。

ため池は、農業用水の水源であるとともに、水草が生え、コイやフナなどが生息し、野鳥が集う自然環境を作り出しています。住宅街に近いため池では、周辺に散歩道などを設けて親水空間として利用されているものもあります。

かいどり活動について

2007年から始まった有脇地区のため池かいどり(池干し)活動は、「有脇の農地・水・緑を守る会」のひとつの活動として、地区内の5つのため池で毎年実施されてきました。ため池を池干しする目的は、ため池内の魚類生態調査、外来種の調査と駆除、藻の駆除と清掃など、ため池の環境を整えることが大きな目的です。

2012年9月22日に行われた南廻間池(みなみはざまいけ)のかいどりには、「有脇の農地・水・緑を守る会」のメンバー30人を中心に、地元有脇小学校の児童など500人を超える参加者がありました。

モロコ、モツゴ、ヌマエビなど多くの在来種が捕獲されたほか、2007年のかいどりで約4,500匹捕まえたブルーギルは2匹、50匹いたブラックバスは1匹もおらず、かいどりの効果が実証されました。

また、2020年9月26日に行われた南廻間池(みなみはざまいけ)のかいどりでは、フナ、モロコ、ヌマチチブなど捕獲されましたが、ブルーギルの稚魚も捕獲され、定期的にかいどりを行う必要があることが、改めて実証されました。

その後も毎年9月に4つの池で順に開催され、2023年で16回目を迎えます。以前は、ため池へのごみの不法投棄もあったようですが、かいどりを始めたことで地域全体がきれいになっているとのことです。

写真:かいどり大作戦

お願い

ため池は、大切な農業用施設です。ため池の管理は、その水を利用している農家の人たちが主に行っています。

最近、釣り人によりため池の安全フェンスが破られたり、捨てられた釣り糸が農業用水のポンプにからまり、送水がストップする例が発生しています。お互いマナーを守り、自然に親しみましょう。

ため池の環境美化、危険防止にご協力を!

ごみを捨てないようにしましょう。

フェンスの内側へ入らないようにしましょう。

子どもたちが近くで遊んでいたら注意をしましょう。

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市民経済部 産業課農務担当
電話番号:0569-84-0636、0637 ファクス番号:0569-25-3255
市民経済部 産業課農務担当へのお問い合わせ