企画展「歴史と伝統 半田の山車祭り」
イベントカテゴリ: 催し
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半田の祭礼は、毎年3月下旬から5月上旬にかけて行われ、市内10地区で31輌の山車が曳きまわされます。祭礼の起源は定かではありませんが、当地方で宝暦以前から山車を曳きまわす祭礼があったことを示す絵図が残されています。山車は江戸末期から昭和初期にかけて建造されており、修理を重ねながら今日まで大切に受け継がれています。これら31輌の山車が5年に1度、一堂に会するイベントが、今年で9回目を迎える「はんだ山車まつり」です。
本展では、市指定有形文化財「乙川八幡社祭礼絵図」のほか、当館で収蔵している古文書や祭礼法被、各組の山車関係資料など約180点を展示しています。「第9回はんだ山車まつり」にあわせて本展をご覧いただき、歴史と伝統ある半田の山車文化について理解を深めていただければ幸いです。
- 開催期間
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令和5年9月23日(土曜日)から令和5年11月5日(日曜日)まで
休館日:9月25日、10月2日、10月10日、10月16日、10月23日、10月30日
- 開催場所
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展示コーナー(1階)、特別展示室(2階)
主な展示資料
「はんだ山車まつり」の歴史(1階展示コーナー)
歴代はんだ山車まつり公式法被や、第1回の開催風景等を写真パネルで展示しています。
祭礼の起源と歴史(2階特別展示室)
当地方で最も古い祭礼文書の一つである「向山若連中掟寫」(明暦元年/1655年)や、市指定有形文化財「乙川八幡社祭礼絵図」(宝暦5年/1755年)等の貴重な古文書資料を約30点展示しています。また、明治後期~昭和初期に撮影された各地区の山車祭りの様子を写真パネルで紹介しています。
山車装飾と祭礼用具
半田の山車彫刻を手がけた彫師「彫常(ほりつね)」(初代・新美常次郎、二代目・新美茂登司)の彫刻作品を約20点展示しています。また、高欄周りの彫刻や支輪(下半田北組蔵)、水引幕下絵「群鴴」・旧水引幕(下半田中組蔵)、前棚人形頭(下半田南組蔵)、追幕下絵「龍上西王母図」(成岩西馬場蔵)等の山車組所蔵資料のほか、市内31組の祭礼法被(半田市立博物館蔵)を展示しています。
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このページに関するお問い合わせ
教育委員会教育部 半田市立博物館(博物館)
半田市桐ヶ丘4-209-1
電話番号:0569-23-7173 ファクス番号:0569-23-7174
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