更新日:2022年10月5日
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子どもにとって、両親の離婚はとても大きなできごとです。
子どもがこれを乗り越えて健やかに成長していけるよう、離婚をするときに親として「養育費」「面会交流」に関してしっかり話し合う必要があります。
「養育費」「面会交流」に関する相談窓口がありますので、それらを利用して大切なお子さんのために必ず取り決めをしましょう。
子どもには、親の離婚はかつていない一大事件ともいえます。
今は、ご自身の離婚のことで手一杯かもしれませんが、本来、最優先で考えるべきは子どもの事です。
子どもは、引っ越しや転校のことなど、これからどうなるか不安でいっぱいです。
親が別居や離婚をしたときのこどものためのハンドブックがあります。
子どもの不安が少しでも軽くなるよう、参考にしてください。
親の別居・親の離婚―こどものためのハンドブック(養育支援制度研究会)(PDF:785KB)
養育費とは、子どもを監護・教育するために必要な費用です。
一般的にいえば、経済的・社会的に自立していない子が自立するまで要する費用で、生活に必要な経費、教育費、医療費などです。
親として子どもの生活を保障し、心の成長を支えることは、当然の責任であり、親の生活に余力がなくても自分と同じ生活を保障することは義務だとされています。
養育費の支払いは、別れて暮らす親と子を結ぶ絆であり、親子である証になるものです。
面会交流とは、子どもと離れて暮らしているお父さんやお母さんが子どもと定期的、継続的に、会って話をしたり、一緒に遊んだり、電話や手紙などの方法で交流することです。
離婚によって夫婦は他人になっても、子どもにとっては父母はともにかけがえのない存在です。
面会交流を通して、どちらの親からも愛されている、大切にされていると感じることで、安心感や自信を持つことができ、それが、子どもが生きていく上での大きな力になります。
養育費は、子どものためのものですから、子どもと別れて暮らす親との関係を大事にするためにも、離婚時にきちんと取り決めましょう。
離婚するとき、親権者を決めるのと平行して、金額、支払時期、支払期間、支払い方法など細かい点まで決める必要があります。
結果は、口約束だけでなく、書面にしましょう。
費用や手間はかかりますが、公証役場で、公正証書にするのが望ましいでしょう。公正証書にしておくと、万一、不払いになっても、強制執行(差し押さえ)ができます。
面会交流は、子どもの健やかな成長のためにとても大切なことであり、子どもにとって望ましい面会交流を行うためには、父母双方の協力が欠かせません。
面会交流の方法や時期、回数などについては、子どもが安心して面会交流を楽しめるように、子どもの年齢や健康状態、生活状況等を考えながら無理のないように決めることが大切です。
面会交流の設定及び内容について合意が出来た場合は、口約束にはせず、その内容を離婚協議書(公正証書)に残しましょう。
当事者のみで面会交流の実施が難しい場合は、当事者間の連絡調整や、子の受渡し、見守りなど様々な支援を行っている民間の団体や個人(面会交流支援団体等)を活用することもできます。
法務省において、養育費と面会交流の取り決め方や、その実現方法について分かりやすく説明したパンフレットを作成しました。
このパンフレットは、市役所窓口において、離婚届用紙を取りに来られた方に、同時に交付されますので、離婚をされる際には、このパンフレットを参考にしていただき、「養育費」と「面会交流」について取り決めをしましょう。
子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A(PDF:3,372KB)
法務省において、養育費の不払い解消に向けた応援動画「養育費バーチャルガイダンス2021」が公開されました。
本動画は、養育費の取り決めをする人、話し合いで決まらない人など、場面・ニーズに応じて使える情報のほか、養育費や公正証書の解説など、ひとり親家庭への支援に活用いただける情報が多数盛り込まれておりますので、是非ご覧ください。
動画URL:https://www.youtube.com/watch?v=U_dztFlDhaw(外部サイトへリンク)
事業名 | 内容 | 電話番号等 | 実施者 |
養育費相談取得に係る相談会 (面会交流の相談もできます。) |
養育費相談支援センターの専門相談員による面接相談
|
電話番号 0569-84-0658 |
半田市 |
養育費・面会交流の相談(外部サイトへリンク) | 電話相談 月~金(祝日・年末年始は除く。) 10時~16時 面接相談(司法書士)※予約制 毎週火曜日(祝日・年末年始は除く。) 13時30分 14時30分 |
電話相談 052-915-8816 面接相談予約電話 052-915-8862・8816 |
愛知県 (愛知母子・父子福祉センター) |
養育費・面会交流の相談(外部サイトへリンク) | 電話やメールによる相談 平日(水曜日を除く。) 10時~20時 水曜日(祝日を除く。) 12時~22時 土/祝日 10時~18時 |
フリーダイヤル 0120-965-419 電話番号 03-3980-4108 メール info@youikuhi.or.jp |
厚生労働省 委託先:養育費相談支援センター (公益社団法人家庭問題情報センター(FPIC)) |
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