更新日:2022年6月17日
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特定外来生物とは、もともとその地域になかったはずが、人間の活動によって、他の地域から持ち込まれた生物(外来生物)のうち、地域の自然環境に大きな影響を与えたり、農作物に被害を与えたりするもので、「特定外来生物による生態系に係る被害の防止に関する法律」により指定されています。栽培や生きたままの運搬、譲渡等が原則禁止されており、違反すると罰則があります。
市内でも特定外来生物のうち、「セアカゴケグモ」、「オオキンケイギク」、「メリケントキンソウ」、「カダヤシ」、「ウシガエル」、「オオクチバス(ブラックバス)」、「ブルーギル」がよく見かけられるようになってきています。
特徴と駆除のポイントは次のとおりです。庭などで見かけましたら注意して駆除にご協力ください。
発見した動植物が特定外来生物であるかどうかの判断には、愛知県作成の移入種対策ハンドブックをご活用ください。
愛知県ホームページ「STOP!あいちの外来種 移入種対策ハンドブック」
http://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/gairai/
セアカゴケグモは現在各地で発見されています。もともと、熱帯地方に分布しており、メスは毒を持っているので注意が必要です。(オスに毒はありません。)
【特徴】
(セアカゴケグモ メスの写真)
北アメリカ(ミシガン~フロリダ、ニューメキシコ)原産で、キク科の植物です。
オオキンケイギクは、5月から7月頃にかけて黄色い目立つ花を咲かせます。オオキンケイギクとキバナコスモスの花が非常に似ているため、キバナコスモスと勘違いをし、栽培してしまうことが考えられます。
<駆除のポイント>
オオキンケイギクは多年草のため、根から抜き取ることが効果的です。
広範囲にわたる場合は、地表に近いところから刈り取ることも有効です。
南米原産の外来生物であり、公園、路傍、空き地、芝生などの明るい場所に生育し、草丈は5~10cmで地面をはうように生えます。
一般的に秋頃に芽を出し(発芽)、4~5月頃に花を咲かせ(開花)、5~6月頃に実を結びます(結実)。
果実には2mmほどのトゲがあり、このトゲが肌などに刺さりケガなどをするおそれがあります。約5ミリメートルの硬い実にトゲがあるので、手をついたり裸足であるくなどした場合、そのトゲが刺さりケガをすることがあります。また、靴で踏むと、靴底にトゲが刺さったまま移動することになり、本人の意思にかかわらず生息域を拡大させてしまう場合があります。なお、メリケントキンソウには毒はありません。
人力での抜き取り、刈り払いのほか、可能な場所では薬剤(芝生内で生育しているところでは、芝生を枯らさない選択性のあるものを使用)による駆除方法があります。
メリケントキンソウ周知資料(愛知県作成「メリケントキンソウ ご注意ください!」(PDF:1,445KB)
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