更新日:2021年10月5日
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半田市国民健康保険に加入されている30歳から65歳までの5歳刻みの対象の方にピロリ菌検査を実施します。(令和2年度から対象年齢に30・35歳を追加しました。)
この検査は対象の方に限り、検査費用の一部を半田市国保が補助して行う事業です。
50歳代以上の70~80%がピロリ菌に感染していると言われています。
ピロリ菌検査により陽性となった場合の除菌治療により、胃がんや胃潰瘍・十二指腸潰瘍等の消化器系疾患の発症の抑制につなげます。
対象の方には、受診券をお送りしますので、案内文等をよく読んでいただき、ぜひこの機会にお受けください。期間終盤は、混雑などが予想されますのでお早めにお受けください。
期間 |
令和3年5月25日(火曜日)~10月15日(金曜日)11月13日(土曜日) 期間を延長して実施します。医療機関によって延長実施の有無、終了日が異なるため、詳しくは受診する医療機関へお問い合わせください。 |
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場所 |
市内指定医療機関(PDF:914KB)(市立半田病院を除く) |
対象の方 |
令和3年4月1日~令和4年3月31日に、満30歳、満35歳、満40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳になる方で、 |
対象と ならない方 |
(過去にピロリ菌除菌に成功されている方は、対象となりませんが再検査を希望される場合は受診することができます。) |
費用 |
1,500円(実施する医療機関でお支払いください。) |
内容 |
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方法 |
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ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃粘膜の胃酸中でも自ら住みやすい環境を作り出し生息している悪い細菌です。
主に子供のころに感染し、胃の粘膜に住み着くことで、胃炎や胃潰瘍、胃がんなど、いろいろな胃・十二指腸の病気を引き起こします。
ピロリ菌に感染すると「胃炎」になります。
ピロリ菌による胃炎は、次の様々な病気の原因であったり病気と関連することがわかっています。
粘膜層が非常に薄くなり胃炎と同様の症状を起こす萎縮性胃炎の大部分も、ピロリ菌感染が原因です。ピロリ菌に感染するとまず急性胃炎が起き、長い年月をかけて萎縮性胃炎になり、胃がんになる危険性が4~10倍に増加すると考えられています。
萎縮性胃炎以外のいわゆる慢性胃炎と呼ばれるものの原因には、ピロリ菌感染以外に加齢、塩分の過剰摂取、アルコール、タバコ、野菜の摂取不足など多くのものがあります。ピロリ菌を除菌した後も、生活習慣にお気をつけください。
潰瘍患者のピロリ菌感染率は90%以上。ピロリ菌除菌が推奨され、保険適用になっている病気です。潰瘍は一度よくなっても約半数以上が再発し、薬をなかなかやめることができない病気ですが、ピロリ菌除菌に成功すると胃潰瘍、十二指腸潰瘍ともに再発率が減少します。
早期胃がんでピロリ菌が見つかった場合は、内視鏡的治療後に除菌治療が推奨されます。
1994年、世界保健機構(WHO)は疫学的調査から、ピロリ菌を確実な発がん物質と認定しました。除菌により胃がんの発生率が3分の1に抑制され、ピロリ菌除菌は胃がん予防効果があると証明されています。
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