更新日:2023年4月12日

ここから本文です。

日本脳炎予防接種

日本脳炎は、日本脳炎ウイルスの感染によっておこる中枢神経(脳やせき髄など)の疾患です。人から人への感染はなく、豚などの動物の体内でウイルスが増殖された後、その豚を刺したコガタアカイエカ(水田等に発生する蚊の一種)などが人を刺すことによって感染します。東アジア・南アジアにかけて広く分布する病気です。

ウイルスを持つ蚊に刺されたあとも症状はなく経過する場合が殆んどですが、症状が出るものでは、6~16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、引き続き急激に、光への過敏症、意識障がい、神経系障がいを生じます。症状が出る可能性は少ないのですが、症状が出た人のうち、約15%が死亡に至る病気といわれております。

戸外へ出るときは、念のため出来る限り長そで、長ズボンを身につけるようにして、日本脳炎ウイルスを媒介する蚊に刺されないように注意してください。

平成23年5月20日付けで予防接種法施行令が改正され、平成17年度から21年度にかけての接種差し控えによって、予防接種の機会を逃した方に対する救済措置が示されました。これにより、半田市では、平成7年4月2日から平成19年4月1日までの間に生まれた方については20歳未満の年齢であれば、1期初回(1回目・2回目)、1期追加、2期の合計4回分の接種のうち、不足する回数分が公費で受けられるようになりました。ただし、2期は9歳以上での接種となります。

日本脳炎予防接種対象年齢、接種間隔、回数

接種対象年齢

接種間隔、回数

生後6か月~90か月未満

(標準的な接種期間3歳)

1期初回:6日~28日までの間隔で2回

生後6か月~90か月未満

(標準的な接種期間4歳)

1期追加:1回(1期初回[2回]終了後、標準的には、おおむね1年後(11か月~13か月後))

2回目接種から少なくとも6か月以上の間隔をおく。

9歳以上13歳未満(標準的な接種期間9歳)

2期:1回

  • 平成7年4月2日~平成19年4月1日に生まれた方は、20歳未満の年齢であれば、1期初回~2期の合計4回分が定期予防接種として接種可能。ただし、2期は9歳以上。

 

日本脳炎予防接種のスケジュール例

接種スケジュールの参考例です。実際の接種に際しては、接種医にご相談ください。

接種スケジュール参考例1(PDF:377KB)

接種スケジュール参考例2(PDF:300KB)

 

よくある質問

お問い合わせ

子ども未来部子育て相談課 母子保健担当

電話番号:0569-84-0645

ファックス番号:0569-84-0610

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。