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更新日:2015年12月21日

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第3回半田市ふるさと景観賞が決まりました

景観賞

わたしたちのふるさと半田の自然と文化を守り育てるとともに、美しい景観づくりに貢献しているものを表彰する「半田市ふるさと景観賞」に対し、209点もの推薦・応募がありました。

この中から、選考委員による書類審査、現地確認を経て、次の6点が「ふるさと景観賞」に選ばれました。

亀崎の坂道とまちおこし

亀崎の坂道とまちおこし坂が多い亀崎にはそれを活かした建造物も多く、見下ろすと道に沿った家々、山車蔵のある通り、港へとつづく。この、山・家並み・海が一望できる場所というのは、実は非常に稀少で貴重な景観である。祭りを軸に築いてきたコミュニティには昔ながらの民家も多く、それらは設計の視点からも互いに思いやり、隣家に配慮して建てられたことが窺える。町の時代に伴う衰退を危ぶみ、再生させるべく活動しているのが「亀崎まちおこしの会」である。町に拠点を作り幅広い年代を巻き込む取り組みが評価された。空き家保存や活用に向けた更なる活動をされることを期待している。(榊原)

 

 

 

半田運河沿いのMIZKAN MUSEUM(MIM)

半田運河沿いのMIZKANMUSEUM(MIM)10年に一度の景観賞最終審査のタイミングに間に合い先頃完成したミュージアムは、運河の鏡の様な水面に黒板の蔵が反射する、半田を代表する景観を美しく再生した。煉瓦・石・木の豊かな質感をもつ自然素材と、金属・コンクリート・ガラスの現代的な素材を、きめ細やかなデザインによって一帯の景観の中に見事に調和させている。外壁に近寄ると、金属板の折目のパターンにゆらぎをもたせ、木目の様な不均質性を再現していることが分かる。建物の脇の路地を歩くと酢の香りが漂ってきた。歴史をつなぎ、五感を刺激する景観となっている。(太幡)

半田赤レンガ建物の保存再生活動

半田赤レンガ建物の保存再生活動

創建された明治期、増築を重ねた大正期、地震や空襲に見舞われ長く存続の危機が続いた昭和期という時代を経てきた建築物が、平成に入り、赤煉瓦倶楽部半田の保存に向けた継続的な情熱と活動により、半田内外の人々の集う場を提供し新たな地域活性化の芽を育む場として生き還った。毎日のように多くの一般向けの催しを開催し、リニューアルして一新した建築物と相まって、平成期らしい来訪者のイキイキした表情がよく似合う風景が広がっている。これからも地域と協働しつつ、次世代の人々へ継承されていくことを願っている。(北川、池田)

卸売市場のビッグルーフ

卸売市場のビッグルーフ

海の自然のままの水平線、水の流れを活かして段をなす棚田、都心では見られない広い空とスカイライン、遠景まで続く線路、伸びやかに続く坂道沿いや丘陵地の瓦屋根。半田を散策する中で、その場所ならではの水平と緩勾配による自然美と建築美の数々が目に焼きついた。ビッグルーフは、棚田が続く丘陵地の上に、土茶色の大屋根を最低限の構造が支える大スパン構造物である。恵まれた地形から享受した自然的な美と、代々継承してきた棚田の大きさと水平さの人為的な美が共存する中で、機能美として水平に延伸するビッグルーフが佇む風景は、時代を超えた半田の美のひとつであり、高く評価したい。(北川)

板山の瓦屋根の風景

板山の瓦屋根の風景

現地審査があった初冬の朝、瓦屋根を見渡す高台の上に車から降り立つと、選考委員一同から感嘆の声がもれた。全てが完璧であった。延々と連なる黒い瓦屋根、その先には朝もやに霞む知多半島らしいゆるやかな山並み、近景には高台の田んぼで農作業をするご老人。見渡す限り、高層の建物や鉄塔も無く、ふるさと景観と言うに相応しい。何よりも、方向と色の揃った切妻瓦屋根がつくる「海原(応募者がこう表現した)」を里山から見下ろす体験が素晴らしい。単体の建築では造り得ない、綿々と引き継がれた営みがつくり出した群景観である。(太幡)

行人町の棚田のある風景

行人町の棚田のある風景

連なる棚田、手入れされた里山、曲りながら延びゆく小径、突然現れる溜め池、それらの背景となって拡がる空。ここには、日本の農村の原風景のすべての要素が揃っている。古の時代に、公家たちが、桂離宮笑意軒の窓を額縁として愉しんだ、水田と田植え姿、その背景の木々、というイメージと重なる素晴らしさである。ごん狐も、きっとこのような空間で飛び跳ね、遊んでいたに違いない。半田が、経済的発展を遂げた足跡である産業遺産群や文化的資産などと共に、大切に守るべき景観である。(村上)

位置図

位置図

選考委員(敬称略)

  • 委員長

村上心(椙山女学園大学/大学院教授)

  • 委員

北川啓介(名古屋工業大学大学院准教授)

太幡英亮(名古屋大学准教授)

池田美恵子(知多信用金庫企画部地域貢献課長)

榊原芳子(はんだまちづくりひろばコーディネーター)

表彰式・ワークショップ成果発表会

「ふるさと景観賞」に選ばれた物件に対する表彰式を開催します。また、表彰式に引き続き、まちづくりワークショップ「ふるさとの景観ビフォーアフター」の成果発表会を行いますので、ぜひお越しください。

  • 日時:平成28年1月24日(日曜日)
  • 時間:(表彰式)午後1時30分から午後2時30分、(成果発表会)午後2時40分から午後4時
  • 場所:半田赤レンガ建物(表彰式)企画展示室、(成果発表会)クラブハウスD

 写真展示

受賞物件の写真を半田赤レンガ建物にて展示します。

  • 期間:平成28年1月23日(土曜日)から2月7日(日曜日)
  • 時間:午前9時から午後10時
  • 場所:半田赤レンガ建物企画展示室

 

過去の表彰物件

都市景観賞(平成4年度)

常楽寺

小栗家本宅

太田合資酒倉

中埜酢店および半田運河

常楽寺

小栗家本宅(萬三商店)

太田合資酒倉

中埜酢店および半田運河

伝承の錐

ああした天気になあーれ

階段と彫像

buonasera

ピラミッドパワー「伝承の錐」

ああした天気になーれ

階段と彫像

レストランバーボナセーラ

半田グランドボウル

七本木池周辺

ナビウッディ半田

青山遊歩道

半田グランドボウル

七本木池周辺

ナビウッディ半田

青山遊歩道

鴉根住宅

K-2HOUSE

任坊山公園野外彫刻展

JR半田駅跨線橋

鴉根住宅

K-2.HOUSE

任坊山公園野外彫刻展

JR半田駅跨線橋

半田市・(社)愛知建築士会半田支部共催

 

第1回ふるさと景観賞(平成7年度)

第1回ふるさと景観賞(平成7年度)受賞作品集(PDF:2,019KB)

第2回ふるさと景観賞(平成17年度)

第2回ふるさと景観賞(平成17年度)受賞作品集(PDF:2,804KB)

よくある質問

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電話番号:0569-84-0664

ファックス番号:0569-23-6061

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